デビッド・アレン・シブリー(David Allen Sibley)
デビッド・アレン・シブリーは作家であり、画家でもある。『The Sibley Guide to Birds(シブリーの鳥類図鑑)』をはじめ、自分の名を冠した図鑑のシリーズが有名。それ以外にも、『ニューヨーク・タイムズ』紙、『スミソニアン』誌、『サイエンス』誌、『ザ・ウィルソン・ジャーナル・オブ・オーニソロジー』誌、『バーディング』誌、『バード・ウォッチング』誌、『ノース・アメリカン・バーズ』誌に作品を寄せている。また、アメリカバードウォッチング協会から、生涯にわたる貢献によりロジャー・トリー・ピーターソン賞を、ニューヨークリンネ協会からアイゼンマンメダルを受賞している。
川上 和人(Kazuto Kawakami)
森林総合研究所・島嶼性鳥類担当チーム長。小笠原諸島の鳥類を中心に、島の生物の生態や生物地理、保全などに関する研究を行なっている。最近は、海底火山の噴火によって新たな陸地が生まれた西之島において、生態系が成立するプロセスと鳥類が果たす役割について研究している。また、鳥類の骨格標本の収集にも力を入れている。著書『鳥類学は、あなたのお役に立てますか?』(新潮社)、『鳥肉以上、鳥学未満。』(岩波書店)、『そもそも島に進化あり』(技術評論社)、監訳『鳥類のデザイン』(みすず書房)等。
嶋田 香(Kaori Shimada)
東京都出身。東京農工大学大学院農学研究科修士課程修了。訳書に『ナショナルジオグラフィックの絶滅危惧種写真集』(スペースシャワーネットワーク)、『知られざる動物の世界9地上を走る鳥のなかま』(朝倉書店)、『動物言語の秘密 暮らしと行動がわかる』(西村書店)、『野生どうぶつを救え!本当にあった涙の物語』シリーズ(KADOKAWA)などがある