本連載が単行本になりました!
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浦野文彦,Marjorie Whittaker,Christine Oslowski/著
定価 3,800円+税, 2013年12月発行
Script 11「準備万端マイクロアレイ―希望を語る」
(実験医学2012年9月号掲載)
クリスティーンは,彼女が興味をもって研究を進めている遺伝子ERAPについて,興味深いデータをたくさん得た.クリスティーンはERAPがERストレス誘導性細胞死にかかわることを見出したが,そのメカニズムはあまりはっきりしていない.このメカニズムを研究するため,クリスティーンはERAPを過剰発現させ,発現が変動する遺伝子をDNAマイクロアレイを使って検出しようとしている.彼女はウラノ先生と会い,研究計画と進捗をアップデートする.
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実験医学2012年9月号掲載の連載誌面では,Script 11のポイントとなる表現や発音の詳細な解説がご覧いただけます.掲載号の詳細はコチラをご覧ください.
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実験医学 2012年9月号 Vol.30 No.14
小林武彦/監修
定価 2,000円+税, 2012年8月発行
プロフィール
- 浦野 文彦(Fumihiko Urano)
- 1994年,慶應義塾大学医学部卒業.慶應大学医学部病理学教室にて小児病理学,分子病理学を学ぶ(秦順一教授指導,元国立成育医療センター総長).’98年からNew York University School of Medicine分子病理部門研究員(David Ron教授,現University of Cambridge教授),2002年よりUniversity of Massachusetts Medical School助教授,’08年より准教授,’11年永久教授権獲得,2012年7月よりWashington University School of Medicine, Samuel E. Schechter冠教授就任.’11年,American Society for Clinical Investigation会員に推挙される.小胞体ストレスが,老化,糖尿病,神経変性疾患に与える役割を研究しています.また,小胞体ストレス病(Wolfram syndrome)の患者,家族を支えるためのクリニックを運営しています .興味のある方は次のサイトをご覧ください(http://www.erstress.com , http://fumihikourano.blogspot.com/ & https://wolframsyndrome.dom.wustl.edu/).
- Christine Oslowski
- 2007年,マサチューセッツ大学を卒業し,同大学医学部医科学博士課程に入学.2012年,浦野教授の研究室で博士号を取得し,現在はボストン大学医学部でポスドクとして研究に,また教育に励んでいる.
- Marjorie Whittaker
- ボストン大学でSpeech-Language Pathologyの修士号を取得後,耳の聞こえない子供達の発音を矯正する仕事に従事.その後,外国人エンジニア,医師などの発音矯正の授業,コンサルティングを行う,The Whittaker Groupを設立する.2006年には,Lynda Katz Wilner先生とともに,ESL RULESを設立し,英語の発音に関するセミナーを主宰し,『RULES』,『Medically Speaking RULES』,『RULES BY THE SOUND』,『Medically Speaking Idioms』といった本の出版をしている.詳細は,http://www.eslrules.com;http://www.prospeech.comまたはまで.