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臨床につながる解剖学イラストレイテッド
臨床につながる解剖学イラストレイテッド
松村讓兒/著,土屋一洋/協力
2011年07月15日発行
B5判
348ページ
ISBN 9784758120258
定価:
6,820円
(本体6,200円+税)
発行済
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はじめに
索引
目次詳細
正誤表・更新情報(2017.02.03)
Profile
松村 讓兒(George Matsumura)
杏林大学教授(医学部解剖学教室)
昭和28年,国立東京第二病院で4,100gの巨大児として出生.大きさの割にひ弱で,種々の病気をくり返す.幼少期の夢は高給取りのパイロット.その後,学者志望に転向.55年,北海道大学医学部卒業.勤労意欲がなく大学院へ.59年,大学院卒業.偶々空いていた解剖学教室助手に採用され,肉眼解剖学の世界へ.昭和末期,連合王国に留学.宇野首相のスキャンダル,天安門事件,昭和天皇崩御などが続く中,発生学を学ぶ.平成5年4月より現職.
心に残っている師からの言葉
お前は天才ではない.だから勉強しなくてはいけない(中学・高校の校長先生)
悪いことも良いこともコッソリやりなさい(同上)
常識がないのは構わんが,良識を失ってはいかんよ(大学院の恩師)
誰もやっていないことをやれば君が世界一だ(同上)
研究に来たと思うな.2年間の休暇だと思いなさい(留学先の恩師)
目次・内容紹介
読者・採用者の声
疾患のなりたちや治療法から,人体の構造と役割を楽しく学べる教科書.イメージしやすいイラストと豊富な臨床画像,親しみやすい文章で臨床でも役立つ解剖学知識が自然と身に付く!解剖のおさらいにもオススメ.
目次
■目次詳細を表示する
第1章 解剖学の基礎
■ 解剖学を学ぶ前に
人体解剖学で使われる用語
人体の発生とその用語
1 悪性新生物から探る組織
2 骨粗鬆症から探る骨
3 関連痛から探る感覚
4 筋ジストロフィーから探る筋
5 捻挫・脱臼から探る関節
第2章 消化器系
■ 消化器系解剖の全体像
消化と吸収
消化器の発生
消化管について
消化管壁の基本構造
食道とその役割
胃について
胃粘膜の構造
胃の筋層とその特徴
小腸の構造
大腸について
肝臓について
胆嚢の特徴
膵臓の役割
1 アカラシアから探る消化管
2 消化性潰瘍から探る胃・十二指腸
3 肝臓がん手術から探る肝区域
4 肝硬変から探る肝組織
5 腹腔内膿瘍から探る腹膜腔
6 膵がんから探る膵臓
7 過敏性腸症候群から探る大腸
8 潰瘍性大腸炎とCrohn 病から探る大腸の組織
第3章 呼吸器系
■ 呼吸器系解剖の全体像
呼吸と換気量
呼吸器系の発生
呼吸器系の区分
下気道の構造
肺とその周辺
肺の構造と肺区域
呼吸器系の血管分布
呼吸器系の神経支配
呼吸の調節
呼吸運動と呼吸筋
1 気道確保から探る上気道
2 肺疾患から探る肺
3 上大静脈症候群から探る縦隔
4 自然気胸から探る胸膜腔
5 横隔膜ヘルニアから探る横隔膜
6 医療画像から探る胸部解剖
第4章 循環器系
■ 循環器系解剖の全体像
体液とは
心臓血管系とリンパ管系
血管の構造
血管の連絡様式
心臓血管系の機能
1 心不全から探る血液循環
2 大動脈瘤から探る大動脈
3 不整脈から探る刺激伝導系
4 虚血性心疾患から探る冠動脈
5 心雑音から探る心臓弁
6 心房中隔欠損から探る胎児循環
7 痔から探る肛門
8 薬の吸収経路から探る静脈系
第5章 脊柱と体肢
■ 脊柱と体肢の全体像
上肢の骨格と関節
下肢の骨格と関節
体肢の筋
1 胸郭出口症候群から探る腕神経叢
2 五十肩から探る肩関節
3 手根管症候群から探る手
4 大腿骨頚部骨折から探る股関節
5 半月板損傷から探る膝関節
6 コンパートメント症候群から探る手足
7 椎間板ヘルニアから探る脊柱
第6章 骨盤周辺部
■ 骨盤周辺部解剖の全体像
骨盤の解剖
骨盤の男女差
骨盤計測
骨盤(内)臓器と腹膜
骨盤内の男性生殖器
骨盤内の女性生殖器
骨盤内の泌尿器
直腸
骨盤内臓器の動脈分布
1 尿路結石から探る尿路
2 腎不全から探る腎臓
3 ヘルニアから探る鼡径部
4 分娩から探る骨盤部と会陰
5 子宮がんから探る子宮
6 前立腺肥大とがんから探る前立腺
第7章 頭頚部の局所解剖
■ 頭頚部解剖の全体像
頭頚部の区分
頭部の骨と骨格
頭頚部の筋
頭頚部の感覚
頭頚部の血管
1 顔面神経麻痺から探る顔面筋
2 扁桃摘出術から探る扁桃
3 嚥下障害から探るのど
4 縊死・絞殺から探る頚部血管
5 声帯麻痺から探る喉頭の神経
6 腫瘍から探る唾液腺
7 頭蓋内出血から探る頭部血管
第8章 中枢神経系
■ 中枢神経系の全体像
神経系の出現
中枢神経系の発生
中枢神経系の区分
大脳について
小脳について
脳幹の解剖
脳に分布する血管
伝導路について
1 脳血管障害から探る脳動脈
2 脳死から探る脳幹
3 硬膜外ブロックから探る脊髄髄膜
4 感覚解離から探る上行性伝導路
5 片麻痺から探る運動路
6 パーキンソン病から探る大脳基底核
7 水頭症から探る脳脊髄液
第9章 末梢神経系・感覚器系
■ 末梢神経系・感覚器系の全体像
神経系の役割
末梢神経の線維成分
神経線維の分類
脳神経の解剖
脊髄神経の解剖
脊髄神経叢
デルマトーム
自律神経系
交感神経系と副交感神経系
交感神経系の解剖
頚部交感神経幹
副交感神経系の解剖
感覚器系
感覚の分類
感覚器の種類
皮膚の感覚受容器
1 Horner 症候群から探る頚部交感神経系
2 三叉神経痛から探る顔面感覚
3 複視から探る眼球運動
4 白内障から探る眼球
5 ドライアイから探る涙
6 視野欠損から探る視覚路
7 難聴から探る聴覚路
8 めまいから探る平衡感覚路
9 中耳炎から探る中耳
Column
Langerhans 島
Volkmann 拘縮と Volkmann 管
Lasegue 徴候
Brown-Sequard 症候群
網膜 retina と Mariotte 盲点
Meyer のループ
臨床医からみると、解剖学は基礎医学の中でも最重要の科目だ。しかし解剖実習と格闘している最中にそれを実感するのは難しい。実際、授業後のアンケートで臨床と関連する事柄を避けるべしとの意見も散見する。本書は、解剖学を勉強しながら臨床での有用性が伝わるよう企画されている。医師国家試験にも頻出する病態が解剖学の視点で説明される。解剖学者がこういうことを執筆すると、ともすれば臨床面が陳旧的になりがちだ。本書には放射線科などの臨床医が協力していて、このような心配が少なく、また医療画像も新しくて良い。
(国立大学医学部准教授)
基礎医学と臨床医学のかけ橋となる本であり、参考書として非常に重宝する一冊だと思います
(私大保健学部)
とても興味ある要約とイラスト・医用画像などで、一度解剖学を学習していて、さらに臨床的な事項にふれ、再学習をしようという者にとっては、とても良いと思う.
(私大作業療法学科)
ひととおり学習してきた学生が、より臨床的理解を深めるのには適していると思います。
(医療系専門学校)
臨床と解剖を同時に覚えることができる。絵(イラスト)と写真がたくさんあり、理解しやすい。
(医療系専門学校)
解剖学は暗記が主となり退屈になりがちだが、この本は興味を引く文章構成になっており非常に読みやすかった。図もイラストに近く見やすいため、学生にはとても親切な本である。
(医療系専門学校)
臨床的な展開がわかり易く、よく書かれた内容と内容だと感じた。
(国立大学医学部教授)
入門書として最適。
(国立大学医学部教授)
文章、図とも読みやすく、感銘いたしました。
(私立大学医学部教授)
臨床において、解剖学の重要性がよくわかる。イラスト、X線・MRIの写真が多くてよい。
(公立大学医学部准教授)
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