- 南雲 保/編著,今井一志,大島海一,鈴木秀和,田中次郎/著
- 2014年10月20日発行
- B5判
- 221ページ
- 付録:章末問題解答
- ISBN 9784758120517
- 定価:3,190円(本体2,900円+税)
- 発行済
豊富なカラーイラストと厳選されたスリムな解説で大好評,多くの大学での採用実績をもつ教科書の第2版.自主学習に役立つ章末問題も掲載され,生命の基本が楽しく学べる,大学1~2年生の基礎固めに最適な一冊.
目次
第1部:生命体の構造と働き
1章 細胞の構造と生命誕生
1.1 生命の最小単位―細胞の構造と機能
1.2 生物の誕生と多様化,多細胞生物の出現
1.3 細胞間結合
2章 生命体を構成する物質
2.1 生体をつくる高分子
2.2 アミノ酸とタンパク質
2.3 糖質(炭水化物)
2.4 脂質
2.5 核酸
2.6 ビタミンとミネラル
3章 遺伝子の構造と機能
3.1 DNAの構造とセントラルドグマ
3.2 細胞分裂に備えてDNAを複製する
3.3 遺伝子を転写してRNAがつくられる
3.4 RNAを翻訳してタンパク質をつくる
3.5 原核細胞の場合
4章 生体とエネルギー
4.1 酵素が代謝を支える
4.2 ATPは代謝に必要なエネルギーを供給する
4.3 解糖系
4.4 トリカルボン酸回路
4.5 電子伝達系
4.6 ATPをつくるために,血糖値を調節する
5章 光合成と窒素同化
5.1 光合成はすべての生命体のエネルギー源
5.2 光合成の機構
5.3 光合成と植物の進化
5.4 窒素同化の機構
第2部:生命体の連続性
6章 細胞の分裂・情報伝達・がん化
6.1 生命を支える細胞分裂
6.2 細胞の分化と細胞間の情報交換
6.3 細胞社会の崩壊
7章 生命体の受精と成長
7.1 生殖のしくみ
7.2 初期発生―受精から体ができるまで
7.3 アポトーシスと個体の老化
第3部:生命体の反応と調節
8章 多細胞生物の自己維持機構
8.1 個体の自己維持
8.2 細胞間情報伝達システム
8.3 生体維持機構
8.4 生体防衛機構
9章 遺伝のしくみと遺伝病
9.1 遺伝の基本的なしくみ
9.2 いろいろな遺伝
9.3 性と遺伝
9.4 連鎖と独立
9.5 ヒトの遺伝病
第4部:生命体と環境
10章 生物と環境がつくる生態系
10.1 生物と環境は相互作用する
10.2 個体群は成長するし衰退もする
10.3 生態系の中で物質は循環し,エネルギーは流れる
10.4 環境問題は身近である
10.5 動物の行動
11章 生物の進化と多様性
11.1 生物の誕生と進化の歴史
11.2 進化のしくみと証拠
11.3 生き物を系統立てて分類する
12章 生命科学技術と社会
12.1 臨床研究・疫学研究と生命倫理
12.2 動物実験の倫理
12.3 遺伝子組換え作物
12.4 遺伝子組換え動物
12.5 動物クローン技術
12.6 幹細胞と再生医療