薬を扱うなら知っておきたい!薬剤経済はじめの一歩
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薬を扱うなら知っておきたい!薬剤経済はじめの一歩

  • 赤沢 学/著
  • 2020年02月03日発行
  • A5判
  • 132ページ
  • ISBN 9784758109444
  • 定価:3,190円(本体2,900円+税)
  • 発行済
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本書では経済評価と費用対効果評価をほぼ同じ意味で使っている.また,それを実践するための基礎的な学問として医療経済学,薬剤経済学がある.日本でなぜ経済評価が必要になってきたのか,経済評価の結果をどう解釈すべきか,医療プログラムの費用と効果を比較するには何が必要かなど,これから薬剤経済学を学ぶ読者に対して,まずは基礎的な考え方や手法について理解してもらいたい.…

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薬の「価値」を効果と値段の両面から評価する手法の,医療者・学生のためのコンパクトな入門書.基礎編は,薬剤経済の概要と分析の基本を,実践編は,感染症対策や糖尿病治療・膵がん化学療法などへの応用例を紹介.

目次

はじめに

基礎編

1 薬剤経済学とは

1.医療の経済評価はなぜ必要か
2.医療経済と薬剤経済の違い
3.費用対効果の考え方
4.増分費用効果とは
5.投入と結果を比較する
6.分析の立場
7.薬剤経済学にかかわる人たち
確認問題

2 病気に関するお金の話

1.病気の値段とは
2.医療費の推計について
3.コストとチャージ
4.患者・家族の負担
5.生産性損失
6.支払い意思額
7.国民医療費を減らすために
確認問題

3 薬物治療の効果とは

1.治療効果のあらわし方,比較のしかた
2.真のエンドポイント
3.臨床試験から
4.QOLによる重み付けQALY
確認問題

4 費用と効果を比べる

1.費用効果分析
2.費用便益分析
3.モデル分析
4.感度分析
5.割引
確認問題

実践編

1 感染症対策の経済評価について

2 抗凝固薬の適正使用について

3 糖尿病治療の長期予後について

4 膵がん化学療法について

5 ワクチン接種による疾病予防について

6 ビッグデータを使った費用推計

薬剤経済学の政策利用(あとがきにかえて)

確認問題正答

参考図書

索引

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