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読者の声
国立大学医学部5年生
本書籍は、検体となられた方の病歴から病理の世界を見ていく書籍となっており、医学部高学年であれば、実際の体験数を増やすという意味ではとても勉強になりました。医学部低学年からすると導入が難しいかもしれませんが、実際のCPCがどのようになっているか、病気の進行がどのようになるのかを教科書で学ぶ一次元的な情報だけでなく、疾患×時間という視点で見ることのできる書籍となっており、低学年の時にこの魅力に気づければ、高学年以降の医療がどのようになっているのかワクワクするきっかけとなったことでしょう。
また、教科書で学ぶのはその疾患に対する診断方法と治療方法であり、その後について詳しく書かれていることはほぼありません。ですので、治療のそのさきという医学の深さを知ることのできる良い書籍だなと感じました。