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<講演者より>
論文作成において最も大切なのは,「査読者にストレスを与えないこと」です.ボランティアで審査をしてくれる査読者に「がんばって読めば理解できる」レベルの論文を送りつけてはいけません.
読みやすい論文を書くための第一歩は,我々人間の脳が文章を処理するしくみを知ることです.脳に負担をかけない,つまり査読者にストレスを与えない文章を書ければ,たとえ同じデータを発表する場合でも,論文のアクセプトがグッと近づきます.
羊土社からこのたび刊行された『成功の戦略と文章術』には,人間の心理や認知機能を利用して,論文を読みやすく仕上げるためのコツが多数紹介されています.
今回のウェビナーでは本書の翻訳を担当した私が,この本の中から,「脳にやさしい」論文を書くコツを解説します.
ポイントを押さえれば,一度読んだだけでスルッと理解できる論文をすぐに書けるようになります.私自身も利用してきたテクニックを共有しますので,ぜひご参加ください.
開催概要
日時 | 2021年 2月4日(木)17:00〜18:00 |
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講演者 |
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第3回テーマ (全3回予定) |
査読者の記憶をコントロール?:頭に残る文章の組み立て方 |
内容のポイント |
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参加費 |
無料 ※共催社のアスカコーポレーション社の申込みフォームにて必要事項をご入力ください |
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本ウェビナーの関連書籍
ネイティブが教える英語論文・グラント獲得・アウトリーチ 成功の戦略と文章術
Yellowlees Douglas,Maria B. Grant/著,布施雄士/翻訳
2020年07月01日発行
英作文のプロと研究のプロが,
心理学と神経科学に基づいた,成功の可能性を高める書き方を伝授.プライミング効果,初頭効果,新近効果,フレーミング効果などを駆使した,読み手の心をつかむメソッドが身につく!