何を使って、どのような操作をしたのかを詳細に書きましょう。1つの実験レポートが複数の実験の組合わせである場合は、小見出しを活用しながら実験ごとに書きます。箇条書きにせず、文章の形で作成します。また、実際に行ったことなので、原則として過去形で書きます。一人称は使用しません。…
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はじめての実験レポートを徹底サポート!豊富な実例を示しながら,実験レポートの構成と作成のだんどりから各項目の書き方まで,わかりやすく解説します.大学生や高校生のレポート指導に携わる先生方にもおすすめ.
「ダメ例から学ぶ実験レポートをうまくはやく書けるガイドブック」を拝読しました。
①方法は過去形で文章で記す。操作を再現できるように具体的に記す。
②結果は文章で記す。図や表は、結果を説明する補助である。
③考察は、実験失敗の理由を並べるのではなく、実験結果や結論を他の実験方法なども引用して補強する。及び、問題点や今後の展開などに触れる。
など、普段授業で学生に伝えていることが文章化されており、教員の立場として是非学生に読ませたい本です。ダメレポート例と添削例はこちらも参考になります。また、本の記述はこのままでも、(実験系の)卒業論文にも当てはまるのではないかと思いました。同様なレポート作成指南書はいくつかあるのですが、生命科学系に親しみやすいという「羊さんらしさ」が感じられました。卒論生や研究室員が自由に読めるように、研究室の蔵書に加えさせていただきます。
鈴木敏和(和洋女子大学家政学部健康栄養学科)
この本を見てレポートを書いた学生のレポートのクオリティーが高く、「1回目からこんなにいいレポート書けるんだ!」と驚きました。「ダメ例」が掲載してあるのが、すごく良いみたいです。
鈴木敏和(和洋女子大学家政学部健康栄養学科)