「医学生からの診断推論」の出版を記念して、本書の購入者を対象としたセミナーを開催いたしました。著者の山中克郎先生による診断推論の基本的な考え方についての講義のほか、参加型の症例のカンファレンスなど、あっという間の4時間でした!
日時 | 2016年5月7日(土)13:30-17:30 |
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会場 |
羊土社 5階会議室
東京都千代田区神田小川町2-5-1 オーク神田小川町ビル【Googleマップで確認する】
TEL:03-5282-1211(代表) FAX:03-5282-1212
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セミナーは“診断推論の基本のき”と題したレクチャーから始まりました。
単行本の内容を基本に掘り下げていただく内容を予定していましたが、診断を行う際の心構えから始まり実際の推論の知識までを1時間で学べる、超濃密な講義になりました。
参加の医学生さんとやりとりを交えながら、終始笑いの絶えない、楽しい時間が流れました。
講義の途中では、いくつかの問題も提示されました。
参加の医学生さんの回答に山中先生が舌を巻く場面も。
ちなみにこちらが当日に出題された問題の1つです。
みなさん、どの患者さんが風邪かわかりますか?(答えはコチラ)
休憩を挟んで、後半スタート!
アレ?医学生さんの服装が変わりましたね。
なんと、本セミナー用に作成されたオリジナルTシャツを、山中先生から参加者全員にプレゼントいただきました!
山中先生、ありがとうございました!
後半では、失神症例の診断推論をグループワーク形式で行いました。提示された情報は、こちらだけ。さあ、皆さんなら何を疑い、患者さんに何を聞きたいですか?
僅かな情報からのスタートでしたが、参加の医学生さんによる“攻める問診”で、次々と重要な手がかりが明らかになっていきます。和やかに進みつつも、その様子はまさに『病名推理の某テレビ番組』の収録現場にいるかのような雰囲気でした。
実は、会場後方で聴講していた弊社スタッフが、こっそり自社本を頼りに推論に参加していたなんてことも・・・。カンニングはいけませんよ(笑)!
最後は、実際に身体診察の手技をレクチャーいただきました。
わかりやすく丁寧に解説とともに展開されるデモンストレーションは、本書に付録の動画とは一味違った内容で、参加の医学生さんも食い入るように見つめていました。
また、セミナー終了後にサイン会も行いました!
サインの最後に山中先生と参加者で交わされているかたい握手は、まるで山中先生の情熱が医学生さん一人一人の心に火をつけているかのようでした!
セミナー参加者のみフィードバック学習用として、以下の動画をご覧いただけます.下記よりログインいただき,ご覧ください.