腹痛への最初の一手がわかる,診療の根拠まで示した入門書.対応方法を病態別フローチャートで解説,診療の大原則が『鉄則』『ポイント』で一目でわかる!症例画像,具体的な『処方例』満載!診療現場ですぐ役立つ!
目次
第Ⅰ部 総論
1.基礎医学
2.診療のポイント
- 難敵腹痛
- アプローチ
- 診断過程
- 医療面接
- バイタル・サイン
- 身体診察
- 検査と治療の流れ
- 生理学的検査
- 画像検査
- 診断
- 治療
- マネジメント
第Ⅱ部 各論
1.急性腹症へのアプローチ
- ショックを伴う急性腹症
- 出血性ショックを起こす急性腹症の鑑別診断
- ショックを伴わない急性腹症
2.産婦人科的アプローチ
3.外科的アプローチ
4.内科的アプローチ
5.精神科的アプローチ
6.小児・高齢者へのアプローチ
7.特殊な腹痛のパターン
第Ⅲ部 検査
1.血液検査
- 適応
- 白血球
- Hb/Hct
- 血小板
- BUN/Cre比
- 血糖
- LD
- BIL
- 肝胆膵酵素
- アミラーゼ
- 原因不明の腹痛
2.尿・便検査
3.画像検査
①単純X線写真
- 適応と禁忌
- 便秘
- 小腸閉塞
- 大腸閉塞
- 腸管の拡張
- 腹水
- 腫瘤
- 腸腰筋ラインの消失
- free air
- CT撮影基準
②CT
- 適応
- 尿管結石
- 胃粘膜の肥大
- 腹水
- free air(microbubble) 胆嚢炎
- 胆石胆嚢炎
- 総胆管結石
- 膵炎
- 腸管の病変検索
- 腎盂腎炎
- 上腸間膜動脈閉塞症
- 虫垂炎
- 憩室炎
- 虚血性大腸炎
- CT値
③腹部エコー
④内視鏡
第Ⅳ部 治療
1.薬物療法
- 総論
- 鎮痙薬
- 鎮痛薬
- 制吐薬
- 便秘薬
- 下痢薬
- 消化管ガス駆除薬
- 消化管蠕動改善薬
- 健胃薬
- 消化性潰瘍薬
- 向精神薬
- 妊娠の可能性のある女性の治療法
2.非薬物療法
3.輸液・輸血療法
第Ⅴ部 疾患
1.コモン・ディジーズ
①消化管系
- 胃食道逆流症(GERD) 急性胃炎
- 消化性潰瘍
- 上部消化管出血
- 上部消化管穿孔
- アニサキス症
- 急性腸炎
- 旅行者下痢症
- 偽膜性大腸炎
- 性行為感染症による急性腸炎
- Vibrio vulnificus による急性腸炎
- イレウス
- 急性虫垂炎
- 憩室炎
- 虚血性腸炎
- 便秘症
- 下部消化管穿孔
②肝胆膵系
- 肝炎
- 肝細胞癌
- 胆石症
- 胆嚢炎
- 総胆管結石
- 急性膵炎
- 慢性膵炎
③腎泌尿器系
④血管系
⑤産婦人科系
- 妊娠
- 子宮外妊娠破裂
- 月経困難症・子宮筋腫
- 卵巣出血
- 卵巣捻転
- 骨盤内炎症症候群
⑥代謝・内分泌系
- 糖尿病性ケトアシドーシス
- アルコール性ケトアシドーシス(AKA)
⑦腹壁
2.レア・ディジーズ
- abdominal apoplexy
- 腹直筋血腫
- 尿膜管嚢胞
- 腎血管筋脂肪腫
- 鉛中毒
- Chilaiditi症候群
購入方法・送料について
本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.
- 【本書名】思考過程と根拠がわかる 腹痛初期診療マニュアル〜救急・プライマリケアでの鑑別診断と治療の鉄則
- 【出版社名】羊土社
お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.
羊土社HPでのご注文について
本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.
分類 |
項目 |
費用 |
国内 |
消費税 |
+380円 |
送料 |
+500円 |
手数料(代引きのみ) |
+300円 |
海外 |
航空便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+470円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+600円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+600円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+770円 |
EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+1400円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2000円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+2200円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+2400円 |
※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.
法人向け 購入のお問い合わせ
法人での書籍の一括購入につきまして,「見積書や請求書払い」「複数の発送先への対応」「研修用などで使用する書籍の選定についてのアドバイス」等、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。