改訂版 格段にうまくいく EVTの基本とコツ

症例でわかるデバイスの選択・操作とトラブルシューティング

  • 横井宏佳/編
  • 2015年04月24日発行
  • B5判
  • 351ページ
  • 付録:WEB動画
  • ISBN 978-4-7581-0754-9
  • 9,350(本体8,500円+税)
  • 在庫:なし

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好評の入門書が,新たなデバイスや画像診断法を追加して改訂!実践に役立つ症例提示や,ワイヤー通過困難・穿孔などに対するトラブルシューティングも充実.初学者にも熟練者にもオススメの1冊!web動画付き

目次

Color Atlas

本書掲載の主な血管の解剖

主要なガイドワイヤー

第1章 下肢動脈

《§1 基本》

1.下肢動脈の血管造影【横井良明】

2.血管内治療の適応【中村正人/宇都宮誠】

3.バイパス術の適応【三井信介】

4.ガイドワイヤーの種類と選択【小林智子/中村 茂】

5.デバイスの種類と選択【井上直人/鈴木健之】

6.治療エンドポイントの決め方【浦澤一史】

7.末梢動脈疾患の薬物療法【横井宏佳】

8.術後フォロー【宮下裕介】

《§ 2 実践(単純病変)》

1.腸骨動脈【宮本 明】

  • 症例 両側腸骨動脈および左SFAの狭窄病変に対して一期的にEVTを実施した透析症例

2.浅大腿動脈【飯田 修/南都清範】

  • 症例 足趾潰瘍を有する右SFA 閉塞への血管内治療

3.膝下動脈【坂本伸吾/河原田修身】

  • 症例 足趾潰瘍を呈し,ATA,PTAともに閉塞を認めた例

4.トラブルシューティング【曽我芳光】

  • 症例(1)外腸骨動脈の高度屈曲例にシース挿入後,血管破裂を生じた1例
  • 症例(2)ステント再閉塞に対しバルーン拡張を行い末梢塞栓を生じた1例
  • 症例(3)対側へのワイヤー挿入困難例
  • 症例(4)高度石灰化によるバルーンカテーテル不通過例
  • 症例(5)マイクロカテーテルによる血管穿孔
  • 症例(6)止血デバイス使用後の閉塞
  • 症例(7)膝窩動脈穿刺後に動静脈シャントが形成された症例
  • 症例(8)浅大腿動脈ステント留置後に急性閉塞をくり返した1例

《§ 3 応用(複雑病変)》

1.腸骨動脈【舩津篤史/中村 茂】

  • 症例 OPTIMOカテーテルを用いて末梢保護を行い,血行再建を行った左CIA完全閉塞病変
  • Expert’s Techniques (1) Leriche 症候群に対する血管内治療【飯田 修/南都清範】

2.浅大腿動脈(TASC Ⅱ D 病変,逆行性アプローチ) movie 【浦澤一史】

  • Expert’s Techniques (2) 浅大腿動脈TASC Ⅱ D 病変,エコーガイドワイヤリング【平野敬典】
  • Expert’s Techniques (3) 浅大腿動脈TASC Ⅱ D 病変に対する0.035 knuckle wire 法【藤原昌彦】

3.膝下動脈(逆行性アプローチ) movie 【松井朗裕/安藤 弘】

  • Expert’s Techniques (4) below the ankle(BTA)病変のインターベンション【仲間達也】
  • Expert’s Techniques (5) Wound Blush【宇都宮誠】

4.急性下肢動脈閉塞【安齋 均】

  • 症例(1) 外腸骨動脈閉塞(塞栓症)によるALI
  • 症例(2) CFA 閉塞によるALI(血栓症)
  • 症例(3)膝下動脈閉塞(塞栓症)によるALI
  • 症例(4)血栓吸引,バルーン拡張後の追加治療を行った例
  • 症例(5)ステント血栓閉塞によるALI

5.non-stenting zone【土谷武嗣】

  • 症例(1)右総大腿動脈から浅大腿動脈に至る石灰化を伴う狭窄病変
  • 症例(2)重症虚血肢(Rutherford 分類 V)における左POP(P3 領域)の慢性閉塞性病変
  • 症例(3)重症虚血肢(Rutherford 分類 Ⅳ)における前後脛骨動脈近位部閉塞を伴う右POP の慢性閉塞性病変
  • 症例(4)右POP のびまん性複雑狭窄病変
  • Expert’s Techniques (6) 外腸骨~総大腿動脈閉塞に対するハイブリッド治療【山岡輝年】

6.腹部大動脈狭窄症【新谷嘉章】

  • 症例 高度石灰化を伴う腎動脈下腹部大動脈狭窄症

7.遺残坐骨動脈【曽我芳光】

  • 症例 重症下肢虚血により発症した遺残坐骨動脈を有するPAD 患者

8.膝窩動脈外膜嚢腫【曽我芳光】

  • 症例 血管内治療をくり返した後,診断に至った膝窩動脈外膜嚢腫

9.バルーン拡張不能高度石灰化病変【佐藤友保】

《§ 4 画像診断の活用》

1.IVUS 活用法【川﨑大三】

2.体表エコー活用法【宮本 明】

3.CTA 活用法【新谷嘉章/川崎友裕】

  • 症例 間欠性跛行症状を有する右総腸骨~外腸骨動脈の完全閉塞症例

4.血管内視鏡活用法【石原隆行】

5.OCT 活用法【相原英明】

  • 症例(1) 薬剤溶出性ステント留置2カ月後の所見
  • 症例(2) 薬剤溶出性ステント留置3カ月後の所見
  • 症例(3) 薬剤溶出性ステント留置6カ月後の所見
  • 症例(4) 薬剤溶出性ステント留置5 年後の所見

《§ 5 診療科の枠を超えた連携》

1.循環器科の視点から【横井宏佳】

2.血管外科の視点から【三井信介】

3.形成外科の視点から【大浦紀彦/井原 玲】

4.透析科の視点から【石岡邦啓/小林修三】

5.糖尿病科の視点から【渥美義仁】

6.麻酔科の視点から【石村博史】

  • 症例 閉塞性動脈硬化症(ASO)重症虚血肢の急性増悪から緊急手術を行った例

第2章 腎動脈

1.腎動脈の血管造影【宮下裕介】

2.血管内治療の適応【原田 敬】

3.血管内治療の実際(症例)【山下武廣/筒井裕之】

  • 症例 慢性腎不全の急性増悪に対する腎動脈ステント術
  • Expert’s Techniques (7) 腎動脈デナベーション【池本智一】

第3章 鎖骨下動脈

1.鎖骨下動脈の血管造影【横井良明】

2.血管内治療の適応【横井良明】

3.血管内治療の実際(症例)【横井良明】

  • 症例(1)冠動脈バイパス術後に発見された左鎖骨下動脈狭窄
  • 症例(2)左上肢の労作時上肢跛行を主訴とした左鎖骨下動脈閉塞

第4章 頸動脈

1.頸動脈のカテーテル検査【伊苅裕二】

2.血管内治療の適応【伊苅裕二】

3.血管内治療の実際(症例)【伊苅裕二】

  • 症例 冠動脈虚血を残したままCAS を行った例

第5章 その他のインターベンション

1.下肢静脈【山田典一】

2.透析シャント:末梢血管【堀田祐紀】

3.透析シャント:中心静脈【堀田祐紀】

  • 症例(1)バルーン拡張にて再狭窄をくり返した右腕頭静脈のCTO症例
  • 症例(2)左腕頭静脈のCTO症例
  • 症例(3)胸骨と右腕頭動脈からの圧迫による左腕頭静脈狭窄症例

4.腹部大動脈瘤【木下順久/児玉淳子/市橋 拓】

巻末付録

略語一覧

『第1章 下肢動脈』より抜粋

改訂版 格段にうまくいく EVTの基本とコツ 立ち読み1 改訂版 格段にうまくいく EVTの基本とコツ 立ち読み2 改訂版 格段にうまくいく EVTの基本とコツ 立ち読み3 改訂版 格段にうまくいく EVTの基本とコツ 立ち読み4 改訂版 格段にうまくいく EVTの基本とコツ 立ち読み5

−後略−

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  • 【本書名】改訂版 格段にうまくいく EVTの基本とコツ〜症例でわかるデバイスの選択・操作とトラブルシューティング
  • 【出版社名】羊土社

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