ICU看護に必要な知識・技術を見開き完結で完全網羅!「感染管理はどうする?」「ドレーンの排液はこれでOK?」など、日頃の疑問が1冊で全て解決!ケアの根拠を納得して、自信をもって実践できます!
目次
第1章 ICU看護師ならではの業務
1 ICU看護師の勤務形態【安藤光威】
2 ICU看護師の1日の流れ【浅沼澄子】
3 ICU看護師の朝カンファレンス【吉田順子】
4 一般病棟への申し送り【橋本洋一】
5 手術室からの申し送り【山嵜恵美子】
6 救急病棟への申し送り【吉田順子】
7 急変時の申し送り―受ける側【浅沼澄子】
8 手術室への申し送り【山嵜恵美子】
9 医師不在時のホットライン対応【大川直美】
10 ICUでの清拭の特徴【鈴木美恵子/濱谷寿子】
11 ICU看護師としての災害出動【池田稔子】
12 いまどきのICU看護師【高藤あゆみ】
13 ICUでの看護学生実習【池田稔子】
14 ICU看護師の育成方法【安藤光威】
15 ICU看護師としての学会発表【古厩智美】
16 ICU看護師としての論文作成【古厩智美】
第2章 疾患別重症患者管理の看護
Ⅰ:周術期管理
1 食道癌周術期管理【小島直樹】
2 定時手術抜管困難患者の管理【阿部博昭】
3 肺切除後の管理【吉池昭一】
4 陰圧閉鎖療法患者の管理【石井義剛】
5 オープンアブドミナルマネージメント【重光胤明】
6 再手術患者の術前管理【佐藤 塁】
7 持続静脈内鎮痛と持続硬膜外鎮痛の管理【阿部博昭】
Ⅱ:外傷管理
8 頸髄損傷患者の管理【石井桂輔】
9 肝損傷患者の管理【田口博一】
10 重症頭部外傷患者の管理【田中幸太郎】
11 熱傷患者の管理【田口茂正】
12 脾損傷患者の管理【小島直樹】
13 外傷性胸部大動脈損傷の管理【早瀬直樹】
Ⅲ:内因性疾患
14 誤嚥性肺炎の管理【高橋 希】
15 DKA(糖尿病性ケトアシドーシス)の管理【小山知秀】
16 心拍再開後の管理【田中幸太郎】
17 破傷風患者の管理【高田勇登】
18 敗血症性ショック患者の管理【広海 亮】
19 痙攣患者の管理【野間未知多】
20 脳低温療法患者の管理【清水敬樹】
21 急性膵炎患者の持続動注療法【佐藤啓太】
Ⅳ:その他
22 終末期医療患者の管理【佐藤 塁】
23 小児患者の管理【田中 登】
24 ACS(腹部コンパートメント症候群)患者の管理【田口博一】
25 希死念慮が高い患者の管理【佐藤啓太】
26 NIHSS スコアリングとrt-PA患者の管理【鈴木一郎】
第3章 ICU装置
1 IABP(大動脈内バルーンパンピング)管理【土井信一郎】
2 IABO(大動脈閉塞バルーンカテーテル)管理【早川 桂】
3 CHDF(持続血液濾過透析)管理【高橋 希】
4 ME(臨床工学技士)との連携【森川真吾】
5 ICUでのHD(血液透析)管理【山下幸一/西山友貴】
6 高頻度陽圧換気の管理【新福玄二】
7 ECMO(体外膜型人工肺)管理【早川 桂】
8 awake ECMOの管理【佐藤啓太】
第4章 ICU看護師に必要な知識
1 看護師に必要な画像の理解―胸部X線【鈴木路可/早川 桂】
2 看護師に必要な画像の理解―頭部CT【鈴木一郎】
3 看護師に必要な画像の理解―カテーテル・チューブの位置【佐藤 塁】
4 モニター心電図の見方【野間玄督/東 幸仁】
5 脳死判定での看護師としての対応【田中幸太郎】
6 臓器提供における看護師としての対応【田中幸太郎】
7 エホバの証人、家族への対応【齋藤勇一郎】
8 CVP・IVC・ScvO2の測定【佐藤啓太】
9 各病態ごとの血圧管理の目標設定【藤井達也/西山友貴】
10 鎮静薬に関して【五本木雅彦】
11 輸血の期限に関して【小山洋史】
12 RASS(病態ごとの設定値、使用薬剤など)に関して【新福玄二】
13 血中濃度―バンコマイシン、アレビアチンに関して【小田智三】
14 ICUで検出される多剤耐性菌への対策【田口茂正】
15 皮疹の見方・考え方【小田智三】
16 薬剤投与時の注意【土井信一郎】
17 喀痰検査【福地貴彦】
第5章 介助
1 ドレッシングの方法【石井義剛/清水敬樹】
2 クリームおよび軟膏の種類と違い【石井義剛/清水敬樹】
3 皮膚消毒薬の種類【高橋 希】
4 気管切開―術中・術後管理【重光胤明】
5 縫合時の針・糸の選択【清水朋一】
6 覆布―穴なし、穴ありの使い分け【早瀬直樹】
7 吸引管、開創器の種類【岩崎恭子】
8 下痢の対応と肛門留置チューブの管理【早川 桂】
9 ハイドロファイバーの使用法と管理【石井義剛/清水敬樹】
10 中心静脈と動脈ライン確保時の介助【野間未知多】
第6章 看護技術
1 口腔ケアに関して【大澤博樹】
2 経鼻サクションの禁忌と対策【門 輝】
3 カフ圧測定【広海 亮】
4 抑制帯の種類と使用方法および注意点【門 輝】
5 体位【野間未知多】
6 聴診の奥義【鈴木路可/早川 桂】
7 血液培養採取の方法【関 藍/高橋 希】
8 昇圧薬交換時の注意事項【飯塚悠祐】
9 スタンダードプリコーション【関 藍】
10 シーネ、外固定の管理【藤原 靖】
11 ベッドサイドでの音楽の効用【齋藤勇一郎】
12 MRI撮影へ行く際の注意事項【松本紘毅】
13 皮膚真菌症の見方【高橋 希】
14 優先度(緊急度)および重症度の判断【早瀬直樹】
15 薬剤の配合禁忌と輸液ラインでの注意事項【松本紘毅】
16 ベッド間移動とベッド移動(搬送)時の注意事項【田中 登】
第7章 ICUにおける看護業務
Ⅰ:呼吸管理
1 NPPV患者の管理【伊藤宏保】
2 PE(肺血栓塞栓症)予防の看護【藤井達也/西山友貴】
3 人工呼吸器に関して【伊藤宏保】
4 肺理学療法への関与【広海 亮】
5 酸素飽和度の見方【尾中寛恵】
6 酸素マスクの種類【飯塚悠祐】
7 呼吸数の重要性(最も身近なバイタル)【鈴木路可/早川 桂】
8 抜管時、抜管後の対応・注意【新福玄二】
9 分離肺換気の管理【阿部博昭】
10 挿管チューブ固定・管理【飯塚悠祐】
Ⅱ:ドレーン・外固定管理
11 直達牽引の管理【石井桂輔】
12 ドレーン管理 ①胸腔【堀 耕太】
13 ドレーン管理 ②腹腔【小島直樹】
14 ドレーン管理 ③脳室・ICP【鈴木一郎】
15 移動時のライン整理の要点【秋山光浩】
16 創外固定の管理【石井桂輔】
Ⅲ:その他
17 プリセップCVオキシメトリーカテーテルの管理【早川 桂】
18 疼痛を訴える患者の管理【尾中寛恵】
19 ICUでの血糖コントロール【高田勇登】
20 体温管理(測定部位や管理)【五本木雅彦】
21 中心静脈カテーテル感染への対応【田口茂正】
第8章 医師との連携
1 内視鏡検査中の介助【水口靖文】
2 ICUでの略語【清水敬樹】
3 医師とのコミュニケーション【清水敬樹】
4 脊髄くも膜下麻酔の介助【齋藤勇一郎】
5 気管支鏡検査時の介助【高橋 希】
6 エコー施行時の医師のマナーへの指導、対応【土井信一郎】
7 そのサインに気づけるか、十人十色のドクターコール【佐藤啓太】
8 指示書、その心は【高橋 希】
9 挿管介助時のたちふるまい、注意【菅野敬之】
10 医師のカンファレンスへの参加―リーダーとして【大川直美】
第9章 他職種との連携
1 NST回診を含めた栄養管理【水口靖文】
2 褥瘡管理、回診への参加【早川 桂】
3 リハビリカンファレンスへの参加【藤原 靖】
4 臨床検査技師との連携【高藤あゆみ】
5 放射線技師との連携【鈴木美恵子】
6 ICUでの薬剤師との連携【橋本洋一】
7 ストーマ管理【小山知秀】
第10章 ICU外における対応
1 他施設への転送(ヘリ搬送での注意)【吉池昭一】
2 満床時の対応【清水敬樹】
3 災害時のICUの対応【田口茂正】
4 ベッドコントロール【森川真吾】
5 臓器移植の概念と看護師の役割【清水朋一】
6 病態、方針の共通理解、認識【関 藍】
7 インフルエンザ患者への対応【福地貴彦】
第11章 医療安全
1 家族への接遇【門 輝】
2 針刺し事故の対応、予防【福地貴彦】
3 ICU患者急変時の対応【野間未知多】
4 インシデント発生時の対応【野間玄督/東 幸仁】
5 暴力・セクハラ患者への対応【野間未知多】
6 暴力に対するマニュアルの整備―上司への報告から警察出動まで【佐藤啓太】
7 事故抜管と自己抜管【五本木雅彦】
8 似た名前の薬剤、ダブルチェック【瀧本洋一】
9 輸血の副作用【清水敬樹】
10 造影CT時のアナフィラキシーへの対応【菅野敬之】
11 DNAR【森川真吾】
12 患者と会話できないことへの看護師としての心境【岩崎恭子】
13 ベッド移動、体位交換でのスタッフの腰痛【伊藤宏保】
- たくさんの内容をコンパクトにくまなくまとめられていると思いました。興味深く読ませていただきました。そのため当院で今年度配属になった看護スタッフに薦めました。(急性・重症患者看護専門看護師)
- ICUで使用する器械や看護技術についても詳細に分かりやすく書かれており、読みやすいと思いました。また、管理についても書かれていて、幅広い年代に参考になると思います。(急性・重症患者看護専門看護師)
- 見開き2ページにまとめてある点、全てカラーで写真もたくさん載せてある点はとても見やすいと思いました。1つ1つのページが限られているため、浅く広く触れているという印象はありましがた、ちょうど新人が入職してくる時期でもあり指導するのに使用できそうだなと思っています。(急性・重症患者看護専門看護師)
- 写真が多く、見やすい。病態とかだけでなく、ICU看護師として必要な知識が網羅されており、とてもよいと思いました。(急性・重症患者看護専門看護師)
- 本書を読ませていただき、第1章のICU看護師ならではの業務については今までにない項目でしたので、とても感動いたしました。また、全ての賞がポイントを絞った中でも理解しやすく書かれていました。第8章医師との連携、第9章多色首都の連携は今後の参考にしていきたいです。(上澤 弘美[JA茨城厚生連土浦協同病院])
- ICUの初心者には参考になると思います。見開き2ページで内容がまとめられており、見やすいです。参考文献など、(深めたい方に対して)ガイドラインや指針を載せていることもよいと思いました。(本家淳子[磐田市立総合病院])
- 多色首都の連携や体制については、施設による違いはあると思います。ただ、普段なかなか伝えきれないICU看護の大切な視点がたくさん書かれていて、「気づき」を与えてくれるような気がします。そして、さらに知識を深めようというきっかけにもなると思います。新任者から経験者まで、幅広く使えると感じました。(急性・重症患者看護専門看護師)
- カラーで見開きという部分はとても見やすいと感じました。また、看護管理に特化しているため、病態生理や治療などもう少し深めたいと思いますが、そこは“もっと詳しく学びたい人へ”と参考書が記されているので、知識を深めることができそうです。新人や異動者には手に取りやすい書籍だと思いました。(急性・重症患者看護専門看護師)
- 他誌説のそれも日石病院のクリティカルケアの詳細がリアルに紹介されていて、興味深く拝読いたしました。見習うべき点も多く勉強になりました。今までこうした書籍はなかったと思うので、ナース版ICUハンドブックとして活用されると思います。(急性・重症患者看護専門看護師)
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