麻酔科医として必ず知っておきたい周術期の循環管理〜循環モニタリングの原理、各種測定法から手術別循環管理の実際とトラブルシューティングまで
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麻酔科医として必ず知っておきたい周術期の循環管理

循環モニタリングの原理、各種測定法から手術別循環管理の実際とトラブルシューティングまで

  • 国沢卓之/編
  • 2016年05月27日発行
  • B5判
  • 349ページ
  • ISBN 978-4-7581-1116-4
  • 8,140(本体7,400円+税)
  • 在庫:あり
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麻酔科専門医をめざす専攻医は必読の,本格的に循環管理を学ぶための入門書!各種循環モニターの原理と特徴,機器ごとの違いがよくわかる!周術期の麻酔に携わる医師や,臨床工学技士,看護師など,幅広い方におすすめ!

目次

序【国沢卓之】

巻頭カラー

略語一覧

第1部 循環管理を始める前に

第1章 温故知新

1.Frank-Starlingの法則【佐島威行,石黒芳紀】
2.Guytonの静脈還流曲線【佐島威行,石黒芳紀】
3.Forrester分類【秋山浩一,中嶋康文】
4.Stevenson/Nohria分類【秋山浩一,中嶋康文】
5.圧容量曲線【石垣麻衣子,髙橋伸二】
6.Fickの原理【植田裕史,髙橋伸二】
7.Stewart-Hamilton法とpulse contour法【宮田和人,重松明香】
8.肺動脈カテーテルの功罪【稲冨佑弦,大西佳彦】
9.抵抗係数(RI)と拍動係数(PI)【赤坂和美】
10.自然周波数と減衰係数【佐藤恭嘉,髙橋伸二】
11.Westのzone分類【下出典子】
12.後負荷の評価とその重要性【藤井 怜,坪川恒久】

第2章 新しい機器のトピックス

1.フロートラックの第4世代アルゴリズム【佐古澄子】
2.上大静脈血酸素飽和度測定の功罪【佐古澄子】
3.EV1000の肺血管外水分量【佐古澄子】
4.Radical-7®によるPIとPVI測定【佐藤 慎】
5.LiDCOrapidの新世代アルゴリズム【佐藤 慎】
6.エスクロンTM【佐藤 慎】

第3章 難しそう,でも有用な概念

1.早期目標指向型治療(EGDT)【吉村 学】
2.周術期GDTプロトコルを利用した術中管理【吉村 学】
3.術後回復能力強化プログラム(ERASプロトコル)【吉村 学】
4.目標指向型輸液管理(GDT)【杉浦孝広】
5.輸液反応性【杉浦孝広】
6.動的指標【杉浦孝広】

第4章 正しく理解していますか?

1.心機能とは【遠山裕樹】
2.EF【遠山裕樹】
3.前負荷の3段階 〜静的指標は常に劣勢か?〜【遠山裕樹】

第2部 モニタリングの実際

第1章 多くの情報が得られる機器

1.心電図 〜心拍数・不整脈・虚血のモニター〜【畠山 登】
2.経食道心エコー検査
  • A)モニターとしての役割【神田浩嗣】

A)モニターとしての役割【神田浩嗣】

  • B)基礎的検査【神田浩嗣】

B)基礎的検査【神田浩嗣】

  • C)診断すべき異常所見【神田浩嗣】

C)診断すべき異常所見【神田浩嗣】

第2章 実際の測定項目:直接指標

1.非観血的動脈圧【今井英一】
2.観血的動脈圧【今井英一】
3.中心静脈圧【今井英一】
4.肺動脈圧/肺動脈楔入圧【向井信弘,溝部俊樹】
5.混合静脈血酸素飽和度(SvO2)【内藤慶史,溝部俊樹】
6.心拍出量①(希釈法を利用した計測)
  • A)熱希釈法【下出典子】

A)熱希釈法【下出典子】

  • B)経肺熱希釈法【林 健太郎】

B)経肺熱希釈法【林 健太郎】

  • C)色素希釈法【林 健太郎】

C)色素希釈法【林 健太郎】

  • D)リチウム希釈法【佐藤 慎】

D)リチウム希釈法【佐藤 慎】

7.心拍出量②(その他)
  • A)動脈圧波形解析法【山田達也】

A)動脈圧波形解析法【山田達也】

  • B)脈波伝播時間解析法【山田達也】

B)脈波伝播時間解析法【山田達也】

  • C)ドプラ法【重松明香,宮田和人】

C)ドプラ法【重松明香,宮田和人】

  • D)バイオインピーダンス法・バイオリアクタンス法【南 公人】

D)バイオインピーダンス法・バイオリアクタンス法【南 公人】

  • E)容積補償法【佐古澄子】

E)容積補償法【佐古澄子】

  • F)部分的二酸化炭素再呼吸法【山田達也】

F)部分的二酸化炭素再呼吸法【山田達也】

  • G)経食道心エコー【井出雅洋】

G)経食道心エコー【井出雅洋】

第3章 実際の測定項目:間接指標

1.尿量【長島道生】
2.乳酸値【長島道生】
3.静脈-動脈血二酸化炭素分圧較差(PCO2 gap)【長島佳代】
4.カプノメーター【石田和慶】
5.体温モニター【石田和慶】
6.運動誘発電位(MEP)【和泉俊輔】
7.脳代謝モニタリング
  • A)頸静脈血酸素飽和度(SjO2)【和泉俊輔】

A)頸静脈血酸素飽和度(SjO2)【和泉俊輔】

  • B)近赤外線分光法(NIRS)【林 浩伸,川口昌彦】

B)近赤外線分光法(NIRS)【林 浩伸,川口昌彦】

8.脳循環モニタリング
  • A)経頭蓋超音波ドプラ法(TCD)【林 浩伸,川口昌彦】

A)経頭蓋超音波ドプラ法(TCD)【林 浩伸,川口昌彦】

  • B)眼血流【林 浩伸,川口昌彦】

B)眼血流【林 浩伸,川口昌彦】

9.人工心肺機能モニタリング【吉田 靖】

第2部 実際の循環管理

第1章 循環管理の方法

1.循環作動薬の種類と使用法【能見俊浩】
2.機械的補助循環を利用した循環管理【能見俊浩】

第2章 一般手術の循環管理

1.不整脈合併患者の麻酔【藤井千明,冨田晶子,林 行雄】
2.心疾患合併非心臓手術の麻酔【冨田晶子,藤井千明,林 行雄】
3.小児麻酔【塩野晋之介,田中 基】
4.産科麻酔【松浦史博,田中 基】
5.ロボット支援手術【岩崎 肇】

第3章 心臓手術の循環管理

1.心臓手術【井出雅洋】
2.小児心臓手術【岩崎達雄】
3.大血管手術【下出典子】
4.人工心肺中【吉田 靖】
5.低侵襲心臓外科手術(MICS)【藤井 怜,坪川恒久】
6.ロボット支援心臓手術【藤井 怜,坪川恒久】
7.経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVI)【入嵩西 毅】

第4章 手術室外の循環管理

1.集中治療領域の循環管理【鷹架健一】
2.救急領域の循環管理【丹保亜希仁】
3.NICUでの循環管理【岡本年男】

第5章 トラブルシューティング

1.INVOSTM 5100C使用中のrSO2低下【岩崎 肇】
2.血圧上昇【下出典子】
3.動的指標は輸液過剰の指標になりうるか?【井出雅洋】
4.体動がSpO2に与える影響【石黒芳紀】
5.低酸素血症時のSpO2測定【岩崎達雄】
6.自発呼吸時の動的指標【中山力恒,溝部俊樹】

索引

『第1部 循環管理を始める前に』より抜粋

麻酔科医として必ず知っておきたい周術期の循環管理 立ち読み1 麻酔科医として必ず知っておきたい周術期の循環管理 立ち読み2 麻酔科医として必ず知っておきたい周術期の循環管理 立ち読み3

−後略−

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