ジェネラル診療シリーズ:あらゆる診療科でよく出会う 精神疾患を見極め、対応する〜適切な診断・治療と患者への説明、専門医との連携のために
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ジェネラル診療シリーズ

あらゆる診療科でよく出会う

精神疾患を見極め、対応する

適切な診断・治療と患者への説明、専門医との連携のために

  • 堀川直史/編
  • 2013年03月29日発行
  • B5判
  • 284ページ
  • ISBN 978-4-7581-1503-2
  • 5,170(本体4,700円+税)
  • 在庫:あり
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非専門医が身につけておくべき,精神疾患を疑うサイン・患者との接し方・どのような場合に精神科へ紹介するか等を解説.精神疾患患者の多くは内科を初めに受診しているという現在,手元にあると心強い1冊

目次

第1章 はじめに:プライマリ・ケアにおける精神医療の重要性,現状と今後の課題

1.プライマリ・ケアにおける精神医療の重要性【堀川直史】
2.なぜプライマリ・ケアに精神障害患者が多いのか【堀川直史】
3.どのような精神障害が多いのか.【堀川直史】
4.プライマリ・ケアにおける精神医療の問題点とその対策【堀川直史】

第2章 主要な精神疾患

§1 眠れない(不眠と不眠症)

1.「よい眠り」とは何か【佐藤 幹/伊藤 洋】
2.「眠れない」と訴える患者:不眠症状のタイプと原因【原田大輔/伊藤 洋】
3.どのような種類の不眠症があるのか【大渕敬太/伊藤 洋】
4.プライマリ・ケアでみる不眠症と精神科に紹介する不眠症【大渕敬太/伊藤 洋】
5.原発性不眠症1:説明と生活指導【山寺 亘/伊藤 洋】
6.原発性不眠症2:睡眠薬を使うとき,使い方とやめ方【山寺 亘/伊藤 洋】
7.「レストレスレッグス症候群」の治療【岩下正幸/伊藤 洋】
8.睡眠時無呼吸症候群:プライマリ・ケアで行うこと【青木 亮/伊藤 洋】

§2 気が沈んで何もする気が起きない(うつ病)

1.うつ病を疑うのはどのようなときか【山下吏良/角田智哉/野村総一郎】
2.うつ病のスクリーニング検査【角田智哉/野村総一郎】
3.うつ病を診断する具体的な方法.【角田智哉/野村総一郎】
4.プライマリ・ケアでみるうつ病と精神科に紹介するうつ病【角田智哉/野村総一郎】
5.うつ病患者への接し方【角田智哉/野村総一郎】
6.うつ病と診断したときの患者と家族への説明【山下吏良/角田智哉/野村総一郎】
7.抗うつ薬を処方するのはどのようなときか【田中徹平/野村総一郎】
8.抗うつ薬の選択と実際の使い方.【田中徹平/野村総一郎】
9.抗うつ薬はいつまで続けるのか.【田中徹平/野村総一郎】
10.抗うつ薬のやめ方と,注意点【田中徹平/野村総一郎】
11.抗不安薬と睡眠薬を併用するのか:使い方とやめ方【田中徹平/野村総一郎】
12.抗うつ薬の注意すべき副作用【戸田裕之/野村総一郎】
13.抗うつ薬の注意すべき薬物相互作用【戸田裕之/野村総一郎】
14.「双極性障害」を発見するための方法【戸田裕之/野村総一郎】
15.「仮面うつ病」をどう考えるか【戸田裕之/野村総一郎】
16.いわゆる「現代型(新型)うつ病」をどう考えるか【戸田裕之/野村総一郎】

§3 動悸を感じ気持ちが落ち着かない(不安障害)

1.パニック発作とは何か【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
2.「パニック発作」と考える前に除外すべき身体疾患【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
3.「パニック障害」の症状と診断.【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
4.「パニック障害」と診断したときの患者・家族への説明【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
5.「社交不安障害」の症状と診断.【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
6.「社交不安障害」と診断したときの患者・家族への説明【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
7.「パニック障害」と「社交不安障害」の薬物療法1 抗うつ薬の選択と実際の使い方【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
8.「パニック障害」と「社交不安障害」の薬物療法2 抗うつ薬はいつまで続けるのか【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
9.「パニック障害」と「社交不安障害」における抗不安薬の使用法【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
10.「パニック障害」と「社交不安障害」をどこまでプライマリ・ケアでみるのか【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】
11.その他の「不安障害」について【木村大樹/木村宏之/尾崎紀夫】

§4 主に身体症状を訴える患者

1.「身体疾患によって説明されない身体症状」を訴える患者.【仙波純一】
2.「身体表現性障害」の診断と対応【仙波純一】
3.「身体表現性障害」の精神科紹介:どのように説明するか【仙波純一】
4.鎮痛補助薬としての抗うつ薬【仙波純一】
5.「ヒステリー」の今の考え方:解離性障害と転換性障害【兼本浩祐】
6.「転換性障害」を疑うのはどのようなときか【兼本浩祐】
7.「解離性障害」を疑うのはどのようなときか【兼本浩祐】
8.「転換性障害」と「解離性障害」の対応:プライマリ・ケアで行うこと【兼本浩祐】
9.Münchhausen 症候群,虚偽性障害の診断と対応 プライマリ・ケアで行うこと【兼本浩祐】

§5 摂食障害とアルコール依存

1.「神経性無食欲症」の診断と対応【松本俊彦】
2.「神経性大食症」の診断と対応【松本俊彦】
3.「むちゃ食い障害」の診断と対応【松本俊彦】
4.アルコール依存を疑うのはどのようなときか【松本俊彦】
5.アルコール依存のスクリーニング検査.【松本俊彦】
6.アルコール依存の診断と対応【松本俊彦】
7.アルコール離脱せん妄の治療とケア【松本俊彦】

§6 適応障害と外傷後ストレス障害(PTSD)

1.適応障害の診断と対応:プライマリ・ケアで行うこと【大江美佐里】
2.外傷後ストレス障害を疑われる患者に対して:プライマリ・ケアで行うこと【前田正治】
3.プライマリ・ケアにおける「遺族ケア」【中島聡美】

§7 認知症とせん妄

1.認知症を疑うのはどのようなときか【柴田展人】
2.認知症を疑ったときに行うこと1:患者と家族に聞くこと【木村通宏】
3.認知症を疑ったときに行うこと2 プライマリ・ケアで実施可能な心理検査【島﨑裕美】
4.認知症を疑ったときに行うこと3:神経学的診察と検査【本井ゆみ子】
5.認知症の重症度診断の方法【松原洋一郎】
6.認知症性疾患の鑑別診断:プライマリ・ケアでどこまで行うのか【眞鍋雄太/井関栄三】
7.認知症と「うつ病性仮性認知症」の見分け方【馬場 元】
8.認知症患者への接し方【黄田常嘉】
9.患者と家族への説明,家族の支援 :認知症のとき【新井平伊】
10.認知症治療薬1:薬の種類と使用方法の概略【一宮洋介】
11.認知症治療薬2:「中核症状」に対する効果, 副作用, 効果の限界【野澤宗央】
12.認知症の「周辺症状」が強いとき1:興奮, 幻覚・妄想などの治療とケア.【熊谷 亮】
13.認知症の「周辺症状」が強いとき2 活力の低下,抑うつ症状などの治療とケア【笠貫浩史】
14.認知症医療における精神科との連携【浦上克哉】
15.せん妄を疑うのはどのようなときか【天野直二】
16.せん妄と認知症の見分け方【天野直二】
17.せん妄と「レム睡眠行動障害」の見分け方【天野直二】
18.せん妄の原因になる主な身体疾患【天野直二】
19.せん妄の原因になる主な薬物【天野直二】
20.患者と家族への説明,家族の支援 :せん妄のとき【天野直二】
21.せん妄の対症療法1:非薬物療法【天野直二】
22.せん妄の対症療法2:薬物療法【天野直二】

§8 パーソナリティ障害

1.境界性パーソナリティ障害 極端に不安定な患者のプライマリ・ケアでの対応【木村宏之/江崎幸生】
2.自己愛性パーソナリティ障害 極端に自己中心的な患者のプライマリ・ケアでの対応【木村宏之/江崎幸生】
3.「クレーマー」の心理とプライマリ・ケアでの対応【木村宏之/江崎幸生】

第3章 いろいろな臨床場面での精神医学的対応

§1 児童期,思春期の精神障害

1.児童期の精神障害【本田秀夫】
2.思春期の精神障害【本田秀夫】
3.Asperger 障害とADHD の成人例【本田秀夫】

§2 産業精神医学(主に気分障害について)

1.精神障害の患者を休ませるときの目安【有馬秀晃/秋山 剛】
2.復職のためのリハビリテーション.【有馬秀晃/秋山 剛】
3.精神障害の患者の復職の目安【有馬秀晃/秋山 剛】
4.復職時に会社と共有すべき情報について.【有馬秀晃/秋山 剛】

§3 その他,精神科的緊急事態など

1.隠れている軽い統合失調症を発見するには:非特異的症状と患者への対応【西多昌規】
2.差し迫った自殺の危険を示すサイン【堀川直史】
3.自殺の危険が強いときに行うこと【堀川直史】
4.自殺企図が起こったときに行うこと【堀川直史】
5.精神科救急の利用方法【堀川直史】

§4 身体疾患患者の心理的ケア

1.心身症とは何か,これを疑うのはどのようなときか【堀川直史】
2.重症身体疾患急性期の患者の心理【堀川直史】
3.重症身体疾患慢性期の患者の心理【堀川直史】
4.身体疾患患者の心理的ケア1:ケアの基本と話の聞き方【堀川直史】
5.身体疾患患者の心理的ケア2:セルフケアレベルを上げるための方法【堀川直史】

第4章 精神科との連携

1.精神科への紹介【堀川直史】
2.地域として行う精神医療【堀川直史】

『1 うつ病を疑うのはどのようなときか』より抜粋

精神疾患を見極め、対応する 立ち読み1 精神疾患を見極め、対応する 立ち読み2 精神疾患を見極め、対応する 立ち読み3

-後略-

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