糖尿病の分子標的と治療薬事典〜糖尿病・代謝疾患治療薬のターゲット分子と作用機序,薬効のすべて
  • 内容見本0
  • 内容見本1
  • 内容見本2

糖尿病の分子標的と治療薬事典

糖尿病・代謝疾患治療薬のターゲット分子と作用機序,薬効のすべて

  • 春日雅人/監,綿田裕孝,松本道宏/編
  • 2013年05月13日発行
  • B5判
  • 343ページ
  • ISBN 978-4-7581-2042-5
  • 8,360(本体7,600円+税)
  • 在庫:あり
PDFダウンロード

糖尿病発症に関与する86のターゲット分子をカテゴリー別に整理し簡潔に説明.「なぜ標的とされているのか」が豊富なイラストと概念図でよくわかる!さらに,治療薬や開発中の薬剤を作用機序別に分類して薬剤ごとに標的・適応・薬効・治験の最新データを掲載.標的分子と治療薬を相互に引けて,薬剤の作用機序の理解が深まる治療薬事典!

目次

総論 糖尿病の薬物療法-その歴史と展望-【春日雅人】

序論1 インスリン分泌【藤本新平】

序論2 インスリンシグナル【植木浩二郎】

第1部 糖尿病・代謝疾患の分子標的用語

1章 膵島【(概論)綿田裕孝:(グルコキナーゼ~GLP-1受容体)原 朱美/綿田裕孝:(IL-1受容体~CTLA-4)馬場谷 成/池上博司】

概論 膵島におけるインスリン分泌調節,膵β細胞容積維持と治療の標的
用語
  • グルコキナーゼ
  • KATP チャネル
  • SUR1
  • SNARE タンパク質複合体
  • Epac2
  • Pdx1
  • MafA
  • アミリン
  • GPR40
  • WFS1
  • GLP-1 受容体
  • IL-1 受容体
  • CD3
  • CD20
  • GAD65
  • CTLA-4

2章 脂肪【(概論,PPAR γ~IL-6)福原淳範/下村伊一郎】

概論 肥満脂肪組織の病態
用語
  • PPARγ
  • レジスチン
  • アディポネクチン
  • レプチン
  • RBP4
  • PAI-1
  • TNF- α
  • IL-6
  • 11β-HSD1【杉山 徹/小川佳宏】
  • β3-AR【三原正朋/小川佳宏】
  • MCP-1【菅波孝祥/小川佳宏】
  • HSL【杉山 徹/小川佳宏】
  • SCD1【亀井康富/小川佳宏】
  • FATP-1,CD36【菅波孝祥/小川佳宏】
  • LPL【三原正朋/小川佳宏】
  • ATGL

3章 筋肉【(概論)藤井宣晴/眞鍋康子:(用語)眞鍋康子/藤井宣晴】

概論 インスリンと筋収縮の細胞内情報伝達
用語
  • AMPK
  • GLUT4
  • PGC-1α
  • NRFs
  • Sirt1

4章 肝臓【(概論)松本道宏/井上 啓:(PEPCK ~glycogen phosphorylase)井上 啓:(SREBP,FASN,LDL 受容体,HMG-CoA 還元酵素)松本道宏】

概論 肝臓における代謝調節と治療の分子標的
用語
  • PEPCK
  • FBPase
  • G6Pase
  • glycogen phosphorylase
  • グルカゴン受容体【木村久美/井上 啓】
  • SREBP
  • FASN
  • PPARα【酒井真志人/松本道宏】
  • PPARδ【酒井真志人/松本道宏】
  • LDL 受容体
  • HMG-CoA 還元酵素
  • スクアレン合成酵素【酒井真志人/松本道宏】
  • FXR【稲葉有香/井上 啓】
  • キサンチンオキシダーゼ【酒井真志人/松本道宏】

5章 中枢神経系【(概論,AgRP ~α -MSH,CART)箕越靖彦:(セロトニン2c 受容体~カンナビノイド受容体)中田正範/矢田俊彦】

概論 中枢性摂食・代謝調節機構の標的分子
用語
  • AgRP
  • NPY
  • MCH
  • オレキシン
  • α -MSH
  • MC4R【前島裕子/矢田俊彦】
  • CART
  • Nesfatin-1【前島裕子/矢田俊彦】
  • モノアミントランスポーター【倉持素樹/矢田俊彦】
  • セロトニン2c 受容体
  • ドーパミンD2 受容体
  • カンナビノイド受容体

6章 消化管【山田祐一郎】

概論 インクレチンなどによる代謝・摂食調節機構
用語
  • GLP-1
  • GIP
  • DPP-4
  • PYY
  • オキシントモジュリン
  • CCK
  • グレリン
  • α - グルコシダーゼ
  • NPC1L1
  • ACAT
  • MTP
  • DGAT
  • GPR119

7章 合併症【山本靖彦】

概論 糖尿病細小血管症の発症にかかわる要因と治療の分子標的
用語
  • アルドース還元酵素
  • PKC
  • AGE
  • RAGE

8章 その他

用語
  • SGLT2【志鎌明人/矢作直也】
  • URAT1【大崎芳典/矢作直也】
  • リパーゼ【泉田欣彦/矢作直也】
  • GPR120【煙山紀子/矢作直也】
  • CETP【久芳素子/矢作直也】

第2部 分子標的治療薬/阻害薬ライブラリー

概論 さまざまなタイプの治療薬とその効果,開発の現状【加来浩平】

スルホニル尿素薬【長嶋一昭/稲垣暢也】
  • アセトヘキサミド(Acetohexamide)
  • グリクラジド(Gliclazide)
  • グリクロピラミド(Glyclopyramide)
  • グリベンクラミド(Glibenclamide)
  • グリメピリド(Glimepiride)
  • クロルプロパミド(Chlorpropamide)
  • トルブタミド(Tolbutamide)
グリニド薬【坂口一彦】
  • ナテグリニド(Nateglinide)
  • ミチグリニド(Mitiglinide)
  • レパグリニド(Repaglinide)
DPP-4 阻害薬【矢部大介】
  • アナグリプチン(Anagliptin)
  • アログリプチン(Alogliptin)
  • オマリグリプチン(Omarigliptin)
  • サキサグリプチン(Saxagliptin)
  • シタグリプチン(Sitagliptin)
  • テネリグリプチン(Tenegliptin)
  • トレラグリプチン(Trelagliptin)
  • ビルダグリプチン(Vildagliptin)
  • リナグリプチン(Linagliptin)
GLP-1 受容体作動薬【山根俊介/稲垣暢也】
  • アルビグルチド(Albiglutide)
  • エキセナチド(Exenatide)
  • エキセナチドLAR(Exenatide LAR)
  • リキシセナチド(Lixisenatide)
  • リラグルチド(Liraglutide)
α - グルコシダーゼ阻害薬【柱本 満】
  • アカルボース(Acarbose)
  • ボグリボース(Voglibose)
  • ミグリトール(Miglitol)
ビグアナイド薬【野村和弘/小川 渉】
  • フェンホルミン(Phenformin)
  • ブホルミン塩酸塩(Buformin hydrochloride)
  • メトホルミン塩酸塩(Metformin hydrochloride)
チアゾリジン薬【窪田直人/門脇 孝】
  • トログリタゾン(Troglitazone)
  • ピオグリタゾン(Pioglitazone)
  • ロシグリタゾン(Rosiglitazone)
SGLT2 阻害薬【柏木厚典】
  • カナグリフロジン(Canagliflozin)
  • トフォグリフロジン(Tofogliflozin)
  • エンパグリフロジン(Empagliflozin)
  • ルセオグリフロジン(Luseogliflozin)
  • イプラグリフロジン(Ipragliflozin)
  • ダパグリフロジン(Dapagliflozin)
高脂血症薬① - スタチン【出口亜希子/石橋 俊】
  • アトルバスタチン(Atorvastatin)
  • シンバスタチン(Simvastatin)
  • ピタバスタチン(Pitavastatin)
  • プラバスタチン(Pravastatin)
  • フルバスタチン(Fluvastatin)
  • ロスバスタチン(Rosuvastatin)
高脂血症薬② - フィブラート製剤【後藤田貴也】
  • クリノフィブラート(Clinofibrate)
  • クロフィブラート(Clofibrate)
  • フェノフィブラート(Fenofibrate)
  • ベザフィブラート(Bezafibrate)
高脂血症薬③ - 陰イオン交換樹脂【藍 真澄/吉田雅幸】
  • コレスチミド(Colestimide)
  • コレスチラミン(Cholestyramine)
高脂血症薬④ - その他【藍 真澄/吉田雅幸】
  • エゼチミブ(Ezetimibe)
  • プロブコール(Probucol)
痛風・高尿酸血症① - 尿酸排泄促進薬【山﨑知行/丸川聡子/中島 弘】
  • ブコローム(Bucolome)
  • プロベネシド(Probenecid)
  • ベンズブロマロン(Benzbromarone)
痛風・高尿酸血症② - 尿酸生成抑制薬【山﨑知行/丸川聡子/中島 弘】
  • アロプリノール(Allopurinol)
  • フェブキソスタット(Febuxostat)
痛風・高尿酸血症③ - 尿酸分解促進薬【山﨑知行/丸川聡子/中島 弘】
  • ラスブリカーゼ(Rasburicase)
インスリン製剤【浜口朋也/難波光義】
  • インスリンアスパルト(Insulin aspart)
  • インスリングルリジン(Insulin glulisine)
  • インスリンリスプロ(Insulin lispro)
  • インスリングラルギン(Insulin glargine)
  • インスリンデテミル(Insulin detemir)
  • インスリンデグルデク(Insulin degludec)
糖尿病神経障害治療薬【佐々木秀行/島田 健】
  • エパルレスタット(Epalrestat)
  • デュロキセチン(Duloxetine)
  • プレガバリン(Pregabalin)
糖尿病腎症治療薬【北田宗弘/古家大祐】
  • イミダプリル塩酸塩(Imidapril hydrochloride)
  • ロサルタンカリウム(Losartan potassium)
  • バルドキソロンメチル(Bardoxolone methyl)
抗肥満症薬①【宮崎 滋】
抗肥満症薬② - 中枢性食欲抑制薬【上野浩晶/中里雅光】
  • コントレイブ(Contrave)【上野浩晶/中里雅光】
  • シブトラミン(Sibutramine)【上野浩晶/中里雅光】
  • ベルネペリット(Velneperit)【宮崎 滋】
  • マジンドール(Mazindol)【宮崎 滋】
  • リモナバン(Rimonabant)【上野浩晶/中里雅光】
  • ロルカセリン(Lorcaserin)【上野浩晶/中里雅光】
  • Qsymia®【上野浩晶/中里雅光】
抗肥満症薬③ - リパーゼ阻害薬【上野浩晶/中里雅光】
  • オルリスタット(Orlistat)
  • セチリスタット(Cetilistat)
その他の治療薬
  • アミノグアニジン(Aminoguanidine)【高原充佳/金藤秀明】
  • カナキヌマブ(Canakinumab)【笹岡利安】
  • ジアゾキシド(Diazoxide)【高原充佳/金藤秀明】
  • メカセルミン(Mecasermin)【高原充佳/金藤秀明】
GK activator【中村昭伸/寺内康夫】
  • ピラグリアチン(Piragliatin)
  • MK-0941
DAPD【青山倫久/脇 裕典/山内敏正】
GPR40 アゴニスト【冨田 努/藤倉純二/中尾一和/細田公則】
  • TAK-875
  • JTT-851
  • LY288183
GPR119 アゴニスト【冨田 努/小鳥真司/藤倉純二/中尾一和/細田公則】
  • MBX-2982(SAR-260093)
  • PSN-821(Prosidion)
  • GSK-1292263
  • APD-597(JNJ-38431055)
  • ZYG-19
GPR120 アゴニスト【原 貴史】
PPAR α / γデュアルアゴニスト【青山倫久/脇 裕典/山内敏正】
  • アレグリタザル(Aleglitazar)
PPAR δアゴニスト【青山倫久/脇 裕典/山内敏正】
  • GW501516
11β-HSD1 阻害薬【益崎裕章】
グルカゴン受容体アンタゴニスト【河盛 段】
  • MK-0893
  • LY-2409021
β3アドレナリン受容体アゴニスト【浅原(佐藤)哲子/小川佳宏】
インスリン作用促進薬(インスリン類似薬)【折目和基/寺内康夫】
  • D-410639
  • L-783,281
  • TLK16998
MTP 阻害薬【太田嗣人】
  • JTT-130
  • SLx-4090
ACAT 阻害薬【大城太一/野牛宏晃/大須賀淳一/石橋 俊】
  • アバシミブ(Avasimibe)
  • パクチミブ(Pactimibe)
  • ピリピロペンA(Pyripyropene A)
  • K-604
CETP 阻害薬【山下静也】
  • アナセトラピブ(Anacetrapib)
  • エバセトラピブ(Evacetrapib)
  • ダルセトラピブ(Dalcetrapib)
  • トルセトラピブ(Torcetrapib)
DGAT-1 阻害薬【石川 耕/横手幸太郎】
  • LCQ908
スクアレン合成酵素阻害薬【河村治清/横手幸太郎】
  • ラパキスタット酢酸塩(Lapaquistat acetate)
生物学的製剤・ワクチン【能宗伸輔/池上博司】
  • アナキンラ(Anakinra)
  • アバタセプト(Abatacept)
  • オテリキシツマブ(Otelixizumab)
  • テプリツマブ(Teplizumab)
  • リツキシマブ(Rituximab)
  • GAD-Alum
PKCβ阻害薬【北田宗弘/古家大祐】
  • ルボキシスタウリンメシレート(Ruboxistaurin mesylate:RBX)
ドーパミンD2 受容体作動薬【高橋 裕】
  • カベルゴリン(Cabergoline)
  • ブロモクリプチン(Bromocriptine)
その他の薬剤【笹岡利安】
  • アロキサン(Alloxan)
  • ストレプトゾトシン(Streptozotocin)
  • ワートマニン(Wortmannin)

購入方法・送料について

本書は全国の羊土社取扱書店にてご購入いただけます.店頭にて見当たらない場合は,下記情報を書店にお伝え下さい.

  • 【本書名】糖尿病の分子標的と治療薬事典〜糖尿病・代謝疾患治療薬のターゲット分子と作用機序,薬効のすべて
  • 【出版社名】羊土社

お近くに取扱書店が無い場合,特に海外でご覧になりたい場合,羊土社HPでのご注文および発送も承っておりますので,下記ご参照のうえ,注文をご検討ください.

羊土社HPでのご注文について

本書を羊土社HPにてご購入いただきますと,本体価格に加えて,送付先・お支払い方法などにより下記の費用がかかります.お手続き等詳細は書籍購入案内のページをご参照ください.

分類 項目 費用
国内 消費税 +760円
送料 0円(5,000円以上,国内送料無料)
手数料(代引きのみ) +300円
海外 航空便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +1310円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +1680円
第2地帯(ヨーロッパ) +1680円
第3地帯(アフリカ、南米) +2210円
EMS便送料 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) +1960円
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) +2720円
第2地帯(ヨーロッパ) +3000円
第3地帯(アフリカ、南米) +3760円

※この表は本書のみご購入いただいた場合の費用をまとめたものです.他の書籍を同時に購入する場合はお申し込み金額や重量により費用が異なってまいりますのでご注意ください.

法人向け 購入のお問い合わせ

法人での書籍の一括購入につきまして,「見積書や請求書払い」「複数の発送先への対応」「研修用などで使用する書籍の選定についてのアドバイス」等、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

こちらの書籍もお勧めいたします

  • 9784758113779
  • 9784758113786
  • 9784758113748
  • 9784758122771
  • 9784758113762
  • 9784758113755
  • 9784758125857
  • 9784758120319
  • 9784758120418
  • 9784758120166
サイドメニュー開く