※本書の正誤表はこちらをご参照下さい.
好奇心旺盛な子どもたちは,ときに大人の思いもよらない事故を起こします.今月号では子どもによく見られる事故外傷例をあげ,まず何をすべきか?何をしてはいけないのか?を具体的に解説します.一刻を争う状況での的確な対応ポイントのほか,研修医も知っておきたい事故予防対策なども満載です!
●特集:子ども特有の事故例から学ぶ 小児外傷の正しい初期対応 予想外の行動からうまれる事故外傷への具体的な対応手順をマスターしよう! 編集/市川光太郎(北九州市立八幡病院・小児救急センター)
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特集にあたって | |
〜子どもならではの受傷機転の特徴を知り,子どもの目線で診療する〜 | 市川光太郎 |
転落・転倒[1]頭部外傷 | |
〜頭でっかちで転びやすい小児の頭部外傷を診察するために〜 | 吉田雄樹 |
転落・転倒[2]腹部外傷,その他の外傷 | |
〜内臓損傷を見逃さないための注意点〜 | 伊藤泰雄 |
熱 傷 | |
〜早期の冷却・診断・輸液開始を心掛ける!〜 | 高橋正彦 |
溺 水 | |
〜溺水の半数は浴槽で発生! 心肺蘇生が予後を決める〜 | 長村敏生 |
誤嚥・誤飲 | |
〜すぐやって良いこと・悪いこと〜 | 村田祐二 |
虐 待 | |
〜気になる子ども,気になる親,気になる雰囲気を見逃さない!〜 | 市川光太郎 |
研修医も知っておきたい事故予防対策 | |
〜予防活動も重要な医療活動である〜 | 山中龍宏 |
●【座談会】Fluid Therapy in the USA | |
米国の輸液治療と西洋医学の考え方<前編> | 飯野靖彦,Andrew W. Schiemel,Paul R. Hladon |
●なるほどわかった!日常診療のズバリ基本講座 | |
はじめて実践!Evidence Based Medicine | 川畑秀伸 山本和利 |
●実践! 画像診断Q&A このサインを見落とすな | |
1.鈍的胸部外傷 | 長嶺貴一 |
2.咳嗽,息切れ,肺の多発性空洞陰影を呈する77歳女性 | 山口哲生 |
●【集中連載】医療におけるPalmの使い方<後編> | |
粟飯原輝人 松山 剛 勝木孝明 | |
●論点・話題 | |
研修医が知っておきたい口腔疾患 | 岸本裕充 |
●救急での精神症状・疾患への対応法 | |
第5回(最終回)「研修医精神科チェックポイント」 | 久村正樹 |
●知っておきたい心療内科的対応 | |
第21回「摂食障害」 | 成尾鉄朗 |
●よく使う日常治療薬の正しい使い方 | |
不整脈の治療−薬物治療の基本的な考え方− | 岩佐 篤 奥村 謙 |
●この症状をどう診断する!? 救急外来でよく出合う疾患の典型症状・非典型症状 | |
「腹痛だけ! 嘔吐・血便はなし! でも腸重積 !?」 | 布施田哲也 |
●アメリカ人医師による英語も学べる診断技法講座 | |
第4回「コミュニケーションとインフォームド・コンセント」 | Joel M. Barish 奈良信雄 |
●Step Beyond Resident | |
Toxicology Overview その1 | 林 寛之 |
●臨床留学レポートfrom U.S.A | |
第5回「レジデンシー終了後専門課程フェローシップについて」 | |
岸本暢将 本郷偉元 森田 將 | |
●専門医に聞く 輸液治療の進め方 | |
第5回「薬剤性腎障害の輸液」 | 藤井正満 飯野靖彦 |
●日常診療のピットフォール | |
糖尿病食から糖尿病性腎症食への切り替えに配慮を要した1症例 | 田嶋佐和子 小谷和彦 |
●<エッセイ>対岸の火事,他山の石 | |
第35回「マネー・ボール」 | 中島 伸 |
●私の体験談・失敗談 | |
インターネットでラクラク文献検索 | 船曳哲典 |
「よぶ人」 | 中田裕子 |
●レジデントのなんでも会議室 | |
「ロンドン大学でカプセル内視鏡を学ぶ」 | 山本俊祐 |
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第2地帯(ヨーロッパ) | +870円 | ||
第3地帯(アフリカ、南米) | +1130円 | ||
EMS便送料 | 第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) | +1400円 | |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) | +2000円 | ||
第2地帯(ヨーロッパ) | +2200円 | ||
第3地帯(アフリカ、南米) | +2400円 |
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