大人気シリーズの新刊、早くも大好評! 迷いなく菌を推定し、根拠をもって抗菌薬治療ができる『グラム染色診療ドリル』
- 2021/08/31
この「グラム染色診療ドリル」は、読み終えた「あなた」が楽になる本です。
目の前の患者さんに対してどの抗菌薬が適切なのか、根拠をもって選ぶことができない。
白血球数やCRP が下がらないときに、どうしたらいいのかわからない。
グラム染色自体はできるけど、その染色像を判読するのは自信がない。
本書は、そんな「あなた」の悩みを解消します。
(本書「序」より)
本書の読者対象は……
- 研修医
- 感染症診療に従事する医療従事者
- 抗菌薬の適正使用活動にかかわっている臨床検査技師、薬剤師、看護師
研修医のうちに臨床でのグラム染色の活かし方を学んでおくことは、今後適切な感染症診療を行うために大切なことと言えます。
しかし下記のような状況があると伺いました。
・グラム染色を教えられる指導医が少ないため、十分に経験できていない研修医がいる
・教えてもらう機会が少ないためにグラム染色の有用性を知らず、ただ面倒な検査と考えている医師も少なくない
3章構成で、段階を踏みながら習熟できる内容
- 第1章:基本知識となる検体のとり方や、顕微鏡の使い方などを習得する
- 第2章:ドリル形式(40問)を通して、ひたすら染色像からの菌を推定していく
- 第3章:症例の経過を追いかけながらドリル(20症例 ✖️ 1症例設問5問 = 計100問)を解き、実践で活用できる知識を習得する
グラム染色像から菌を推定できるようになるだけでなく、適切な抗菌薬の選択、抗菌薬投与後の効果判定まで身につけられます。
慣れ親しんだ学習スタイル「ドリル形式」だから、グラム染色診療をスムーズに学べます!
楽になるのは、「あなた」だけではありません。
ドリルを解き終えた「あなた」が診療する患者さんも、きっと楽になっているでしょう。きちんとした根拠をもって感染症診療が行われるようになるからです。患者さんが楽になれば、診療する「あなた」はもっと楽になります。
さあ、さっそくドリルを始めましょう!
(本書「序」より)
下記WEB立ち読みより、実際のドリルをご覧いただけます。
「グラム染色写真がとても綺麗で分かりやすく、 グラム染色の奥深さが堪能できる本である」と感想もいただいています。
表紙カバーには、グラム染色を象徴するベーシックな菌の像をのせつつ、初学者とグラム染色の達人で見方が変わる像も掲載。本書を読むことで、「グラム染色像に対する見方が変わってほしい」と著者・林 俊誠 先生の願いが込められています。
ぜひお手にとってご覧いただけると幸いです。
ブログで本書をご紹介いただいています。
おススメ書籍 グラム染色診療ドリル―解いてわかる!菌推定のためのポイントと抗菌薬選択の根拠 https://t.co/n0dphNOkFD
— 長尾大志@肺柱/医学教育に全集中の呼吸器内科医 (@nagaotaishi) August 4, 2021