「統計学は難しい」とあきらめていた方も
今度こそ、実験に合った検定法がわかるようになる!
明日から使える統計が身に付きます!
生命科学系の研究現場で、「統計の勉強をしているが、統計の専門家の解説ではなかなか実感を持ちにくい」
「統計と研究の結びつきのイメージができない」「さまざまな統計学本を読んだが、後半の検定法の選び方・詳細までたどりつけなかった」といった悩みの声から本書(初版)は生まれました。
前版から7年が経ち、著者が講演や講義を重ねるなかで集まってきた「受講者がどのような点を理解できないのか、興味を持つのか」の情報を踏まえたのが今回の改訂(決定版)です。難しい特殊な用語や数式は最小限。明日から使える統計が身に付く『実験で使うとこだけ生物統計 1・2』キホンの「キ」と「ホン」の2冊をご紹介します。
大学等で習った統計学と研究現場で使う統計のギャップに悩んでいる方にオススメです!
第1巻 キホンのキで「基礎固め」
第1巻キホンの「キ」は、まずは統計の基礎をしっかりと固めたい方、統計は学習したがいま一つピンと来ていない方にオススメです。
よくわかっていないけど今さら聞けない……そんな項目は第1巻をチェック!
- 母集団を意識して研究しているか?(研究者の基本)
- 標準偏差(SD)と標準誤差(SE)はどう違うのか?
- 正規性の検定は何のためにあるのか? 必要か?
- パラメトリック検定とノンパラメトリック検定の違いと使い分けは?
- 有意差があるとは?
- 帰無仮説,対立仮説,有意水準(危険率)の意味とは?
第1巻キホンの「キ」を読めば、検定法の理解に必須な統計の基本がわかります。
実験後に検定法を考えている、SDとSEの使い分けが不安…という研究者は必読です!
- web立ち読みできます
- (2章より)2-3 あなたの研究対象は標本か母集団か?
第2巻 キホンのホンで「検定法を学ぶ」
第2巻キホンの「ホン」は、第1巻を読んで検定法を学びたくなった方、基礎は完璧ですぐにでも実際の検定法を知りたい方におすすめです。
理解できていない項目が見つかった方は、第2巻でご確認ください。
- 対応のある(関連した)検定と対応のない(独立した)検定はどう違うのか?
- 片側検定と両側検定はどう違うのか?
- 等分散性の検定は何のためにあるのか? 必要か?
- 一元配置分散分析で何がわかるのか?
- 3群以上ではなぜ t検定ではなく,多重比較なのか?
- 二元配置分散分析で何がわかるのか? どのような実験に使えるのか?
- どうすれば適切な実験計画が立てられるのか?
第2巻キホンの「ホン」を読めば、実験に合った検定法がわかるようになる!
- web立ち読みできます
- (6章より)6-8 対立仮説の立て方で検定結果は異なる!
目からウロコの解説で、2群の検定から分散分析、多重比較まで、研究者が押さえておきたい検定法の本質がつかめます!
キホンのキとホンの2巻セットで
今回の決定版も統計の専門家に校閲いただいています。豊富な図や具体例で、驚くほどするっと理解できた(実体験です)本シリーズ、研究のおともにぜひどうぞ!