基礎と要点がわかる!イラスト満載の生化学入門テキスト.苦手な生化学に強くなるよう丁寧にわかりやすく解説している.国試ガイドラインに沿った内容.姉妹書の自習版「生化学ノート」と一緒に使えば実力が試せる!
目次
第1章 細胞の構造【正木 恭介】
1. 細胞の基本構造
2. 細胞質,細胞内小器官,細胞骨格
3. 生体膜
4. 細胞同士の結合
第2章 糖 質【薗田 勝】
1. 糖質の基礎
2. 糖質の分類
第3章 脂 質【前田 宜昭】
1. 脂質の基礎
2. 脂質の分類
第4章 タンパク質とアミノ酸【武田 篤】
1. アミノ酸
2. ペプチド
3. タンパク質
第5章 酵 素【碓井 之雄】
1. 酵素の分類と性質
2. 酵素反応速度論
3. 酵素活性の調節
第6章 核 酸【穂苅 茂】
1. 核酸の基礎
2. 核酸の種類
3. 核酸と遺伝子
第7章 ビタミン【正木 恭介】
1. ビタミンとは
2. 脂溶性ビタミン
3. 水溶性ビタミン
第8章 糖質の代謝【日比野 康英】
1. 糖代謝の概要
2. 脂質の消化と吸収
3. 糖質代謝の概要:主要な3経路
4. 解糖系
5. クエン酸回路の全体像
6. グルコースの完全酸化
7. グリコーゲンの合成と分解
8. 新糖生
9. 糖の相互変換経路
10. 血糖値の調節
11. 糖質代謝の異常と疾病
第9章 脂質の代謝【島崎弘幸】
1. 脂肪酸の生合成
2. 脂肪酸の酸化
3. ケトン体の生成
4. 不飽和脂肪酸の代謝
5. エイコサノイドの代謝
6. アシルCoAグリセロール ・ リン脂質の代謝
7. 脂質の輸送と蓄積
8. コレステロールの合成・輸送・蓄積
9. コレステロールの代謝産物
10. 脂質の代謝異常
第10章 タンパク質の分解とアミノ酸代謝【小山 岩雄】
1. タンパク質の分解とアミノ酸プール
2. アミノ酸の炭素成分の代謝(エネルギー源)
3. アミノ酸の窒素成分の代謝(尿素生成)
4. アミノ酸から合成される生体物質
5. アミノ酸の代謝異常
第11章 生体エネルギー学【薗田 勝】
1. 高エネルギーリン酸化合物
2. 生体酸化
3. 呼吸鎖と酸化的リン酸化
第12章 中間代謝の概要【木元 幸一】
1. 糖質代謝と脂質代謝の相互関係
2. 糖質代謝とアミノ酸代謝
第13章 ヌクレオチドの代謝【村上 昌弘】
1. プリンヌクレオチドの生合成
2. ピリミジンリボヌクレオチドの生合成
3. デオキシリボヌクレオチドの生合成
4. 核酸の分解
第14章 遺伝子発現とその制御【日比野 康英】
1. 生命の基本原理
2. 核酸の合成
3. タンパク質合成
4. 遺伝子発現の調節
5. DNAの損傷と修復
6. 遺伝子病
7. 栄養と遺伝子
8. 遺伝子と多型
9. 遺伝子工学
第15章 個体の調節機構とホメオスタシス【中島 孝則】
1. 情報伝達の機序と役割
2. 情報伝達物質と細胞応答
3. ホルモンと生体調節
第16章 生体防御機構【林 修】
1. 免疫機構とその特徴
2. アレルギー
3. 自己免疫疾患と免疫不全
- まず章のはじめにPointが書かれているので、大切な重要ポイントを学生に示すことができて講義に入りやすい。イラスト、図、表が多くてイメージがつかみやすい。演習版「生化学ノート」を使うことで復習ができる。チェック問題に解説がついているColumnが良い。(短大栄養学部)
- 図がきれいなのが良い.生化学のワークブックも(これまでは)使えるものがなかったが,これは良いのでぜひ(教科書として)採用したい(担当講義:生化学I・II(看護栄養学部,1年)生化学のワークブック)
- ポイントに沿った図が記載されていて,理解しやすい.国家試験対策には非常に良い(担当講義:生化学I・II(生活科学部))
- 新しい知識が取り入れらていて,図表もきれいでわかりやすく,大変良い教科書だと思います(担当講義:生化学I(私大短期大学))
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- 【本書名】栄養科学イラストレイテッド:生化学
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