注射薬や輸液を扱う薬剤師必携の定番書が改訂!配合変化の予測・回避に必要な知識が根拠から学べて,各章末の演習問題で応用力が身につけられます.基礎の理解から実務まで役立つ,調剤事故の防止に欠かせない1冊!
目次
改訂の序【赤瀬朋秀】
初版の序【赤瀬朋秀】
Color Graphics(巻頭カラー)
第1章 はじめに【赤瀬朋秀】
1 なぜ配合変化は難しく取っつきにくいのか
2 配合変化を予測することの重要性
第2章 配合変化概論【湯本哲郎,青木光夫】
1 配合変化(Compatibility)とは
2 配合変化の捉え方
3 配合変化の主な要因
4 混合可否の判断基準
5 配合変化の回避方法
第2章の問題
第3章 pH依存性配合変化【湯本哲郎,青木光夫】
1 pH依存性の配合変化とは
2 pH変動試験とは
3 pH変動スケールの活用方法①
4 pH変動スケールの活用方法②
5 pH変動スケールの活用方法③
6 臨界点pHとは
7 滴定酸度(Titratable acidity)とは
8 pH依存性配合変化を生じやすい薬剤の特徴
第3章の問題
第4章 pH非依存性配合変化【湯本哲郎,青木光夫】
1 pH非依存性(pH independent)の配合変化
2 イオン反応(沈殿反応,製剤の安定化への影響)
3 メイラード反応(Maillard reaction)
4 溶剤の希釈と過飽和
5 溶解度と析出
6 コロイドの反応
7 スタッキング現象
8 添加物による配合変化
9 光による影響
第4章の問題
第5章 医療機器との相互作用
1 溶出・吸着・収着【今浦将治】
2 ポリカーボネートのクラック(破損)【今浦将治】
3 輸液フィルターにおける配合変化【今浦将治】
4 医療機器の選定にあたって【菅野 浩】
第5章の問題
第6章 配合変化を考察するためのDI【舟越亮寛】
1 企業提供資料,代表的書籍,文献の収集と活用
2 データベースの作成と活用(薬剤ベース,疑義照会ベース)
3 医療スタッフへの情報提供
4 医療スタッフへの教育(薬学生実務実習を含む)
第6章の問題
第7章 配合変化を回避するための手技やルート設計【樋島 学】
1 注射薬の混合方法と特徴
2 調製手順の設計
3 配合変化に関連したプレアボイド報告
第7章の問題
第8章 臨床活動と配合変化【今浦将治】
1 チーム医療(ICT,NST)・病棟活動時のチェック事項(ルート観察など)
2 手術室,ICUにおける注射薬の運用と薬剤師業務の実践
第8章の問題
第9章 医療安全と配合変化【百 賢二,濃沼政美】
1 医療における過失とは?
2 注射薬の医療安全
3 注射薬配合変化による医療事故
4 医療安全と配合変化
第9章の問題
第10章 実務実習事前学習における注射薬の配合変化に関する教育【中村 均】
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- 【本書名】根拠からよくわかる 注射薬・輸液の配合変化 Ver.2〜基礎から学べる、配合変化を起こさないためのコツとポイント
- 【出版社名】羊土社
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第2地帯(ヨーロッパ) |
+870円 |
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+1130円 |
EMS便送料 |
第1地帯(アジア、グアム、ミッドウェイ等) |
+1400円 |
第2地帯(オセアニア、中近東、北米、中米) |
+2000円 |
第2地帯(ヨーロッパ) |
+2200円 |
第3地帯(アフリカ、南米) |
+2400円 |
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