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何ができる?どこで使える?先端蛍光顕微鏡つかい分けガイド

大友康平,野中茂紀,亀井保博
Kohei Otomo1)〜4),Shigenori Nonaka1)4)5),Yasuhiro Kamei4)5):Exploratory Research Center for Life and Living Systems(ExCELLS)1)/Graduate School of Medicine, Juntendo University2)/National Institute for Basic Biology3)/School of Life Science, The Graduate University for Advanced Studies, SOKENDAI4)/National Institute for Basic Biology(NIBB)5)(自然科学研究機構生命創成探究センター1)/順天堂大学大学院医科学研究科2)/自然科学研究機構生理学研究所3)/総合研究大学院大学4)/自然科学研究機構基礎生物学研究所5)
10.18958/6941-00002-0000019-00

標的を蛍光標識して顕微可視化する蛍光バイオイメージング法は,医学研究をはじめとした生命科学研究において重要なツールとなっている.近年の技術発展は目覚ましく,可視化できる標的が増える一方で,原理も多様かつ高度化し,その原理理解はますます困難を極めつつある.本稿は,大学共同利用機関に属するわれわれが,共同利用機器として管理する先端顕微鏡について,その動作原理を概説し,特徴の比較,用途の提案を行う.自身の興味対象を可視化解析するにあたり,その手法選定の一助となれば幸いである.

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