実験医学のご紹介

1983年創刊。生命科学研究の“いま”をお伝えします。

「実験医学」誌は1983年に生命科学・医学の最先端をお届けする雑誌として創刊されました.「分子生物学」の言葉が生まれて間もない当時から,「研究のいまをわかりやすい日本語でお届けする」コンセプトは変わらず引き継がれています.そして現在に至るまで,広く生命科学を知るための最良の選択肢として,医・理・薬・工・農をはじめとした分野の多くの方々にご愛読いただいています.

いま医学・生命科学の研究ではかつてない広がりを見せており,新しい潮流が次々と生まれていますが,その背景には工学・数理科学・農学・栄養学など様々な研究領域との壁を越えた学際的な交流が,重要な役割を果たしています.生命現象を探求して医療への展開を目指すうえで,各研究領域との交流そして融合は今後,ますます欠かせなくなるものと存じます.

そのような激動のなか,ひたむきに真理を追究する研究者の皆様の貴重な成果とメッセージを,誌面を通してしっかりとお伝えして参りたいと考えております.皆様に弊誌をお役立ていただくことで,生命科学・医学のさらなる発展に貢献することができましたら幸いです.

「実験医学」編集部

編集委員

編集顧問
  • 井村裕夫(京都大学名誉教授)
  • 宇井理生(東京都医学総合研究所)
  • 笹月健彦(九州大学高等研究院)
  • 清水孝雄(国立国際医療研究センター)
  • 高井義美(神戸大学)
  • 竹縄忠臣(神戸大学大学院医学研究科)
  • 野田 亮(京都大学名誉教授)
  • 堀田凱樹(公益財団法人 井上科学振興財団 理事長)
  • 御子柴克彦(上海科技大学)
  • 村松正實(東京大学名誉教授)
  • 矢崎義雄(東京医科大学理事長)
  • 山本 雅(沖縄科学技術大学院大学)
編集委員
  • 今井眞一郎(ワシントン大学医学部/先端医療研究センター)
  • 上田泰己(東京大学大学院医学系研究科/理化学研究所)
  • 牛島俊和(星薬科大学薬学部)
  • 岡野栄之(慶應義塾大学医学部)
  • 落谷孝広(東京医科大学)
  • 椛島健治(京都大学大学院医学研究科)
  • 川上浩司(京都大学大学院医学研究科)
  • 小安重夫(理化学研究所)
  • 菅野純夫(千葉大学未来医療教育研究機構)
  • 瀬藤光利(浜松医科大学医学部)
  • 田中啓二(東京都医学総合研究所)
  • 水島 昇(東京大学大学院医学系研究科)
  • 宮園浩平(理化学研究所/東京大学大学院医学系研究科)
  • 山下由起子(マサチューセッツ工科大学)
編集サポーター(2024〜25年)
  • 鎌田真由美(京都大学大学院)
  • 佐々木真理子(国立遺伝学研究所)
  • 瀬川勝盛(東京医科歯科大学)
  • 高橋康一(テキサス大学MDアンダーソンがんセンター)
  • 村松里衣子(国立精神・神経医療研究センター)
  • 山本慎也(ベイラー医科大学)
(2023年12月更新・五十音順・敬称略)

月刊 実験医学 毎月1日発行 B5判 定価2,530円(本体2,300円+税)

月刊 実験医学
特集 〜今もっとも注目される研究分野の最新レビュー.

テーマを俯瞰できる「概論」と,最新動向がわかる「各論」,未来を語る「フォーラム」など,多角的に分野を紹介します.

いま知りたい!!

サイエンスをとりまく社会的テーマ,研究生活を豊かにするスキルなど,様々な情報をタイムリーにお届けします.

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実験法/留学体験記/…など,お役立ち情報が満載.

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実験医学Q&Aコーナー

 Q 
 一番の売りは何ですか?
A. とことん「研究者本位」の視点で編集しています!
私たちは学会での取材や個別のインタビューを通じて,現場で奮闘されている研究者の声を集め,「いま研究者に必要な情報は何か?」を常に考えています.そういったニーズを肌で感じながら,企画立案から誌面制作まで,一気通貫で取り組んでいます.
 Q  どのような年代層の方が読者なのでしょうか?
A. 学部生・大学院生から教授まで,年代を問わずお読みいただけます
研究をはじめるにあたって分野の知識を身に着けたい学部生,研究室の論文紹介で関連分野を調べたい大学院生,留学を考えているポストドクター,他分野のテーマを積極的に取り入れたい教授など,年代を問わずお読みいただけます.
 Q  どのような学部の研究者におすすめですか?
A. 生命科学に関わるすべての学部が対象です
ヒトの病気の解明をめざす医学研究でも,生物のしくみを対象とする生物学研究でも,その根幹となる生命現象は共通しています.本誌はこの「生命現象」にまつわる研究を取り上げていますので,理学部,農学部,工学部,薬学部,医学部など,生命科学を対象とする多くの学部の方にお読みいただけます.
 Q  どのような用途に役立ちますか?
A. 読み手それぞれの立場にあわせて様々な目的で購読いただいています
実験医学の読者は,アカデミア研究者・学生,分野の関連企業,医師・医療従事者などさまざまです.例えば,生命科学の動向把握のために新しい分野の研究を取り入れたり,新規参入時の情報収集のため,若手指導のため,研修や課題の資料として…など,それぞれの立場にあわせて,誌面の情報を有効活用いただけます.
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