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キャップ細胞

きゃっぷさいぼう

ショウジョウバエの卵巣は,15本程度の卵巣小管が束になったバナナの房のような形をしている.飛翔などの激しい動きから身を守るために,卵巣小管の前端には端子とよばれる構造があり,体内の別の器官に固定されている.キャップ細胞は端子の基部に存在している.エスコート幹細胞や濾胞幹細胞と同様,中胚葉性の細胞であり,卵形成は,これらの細胞に取り囲まれて進行する.(バイオテクノロジージャーナル73より)

新世代マイクロアレイ

稲澤譲治/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです