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キンクターンRNA

きんくたーんRNA

リボソームRNA中で発見された,天然RNA―タンパク質の構造形成に重要な役割をはたすRNAモチーフの1つ.本研究で用いたキンクターンRNAの場合,L7Aeが結合することで,RNAの構造変化(キンク)が誘導され,約60度に折れ曲がる.このRNP相互作用は,結合親和性と特異性が高く,安定な複合体を細胞内外で保持できる.(実験医学増刊317より)

生命分子を統合するRNAーその秘められた役割と制御機構

分子進化・サイレンシング・non-coding RNA からRNA 修飾・編集・RNA―タンパク質間相互作用まで

塩見春彦,稲田利文,泊 幸秀,廣瀬哲郎/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです