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ゲートキーパー変異

げーときーぱーへんい

キナーゼのATP結合ポケットの最も奥に位置するアミノ酸残基の部位をゲートキーパー部位といい,ATP結合ポケットの立体構造やATPとの親和性に大きな影響を与える.この部位に生じる遺伝子変異をゲートキーパー変異といい,この変異により分子標的薬がATP結合ポケットに結合できなくなり,耐性が誘導される.(実験医学増刊3815より)

ゲノム医療時代のがん分子標的薬と診断薬研究

「治療」の選択肢を広げる新しい標的、併用療法、横断的・マルチコンパニオン診断薬、リキッドバイオプシー

西尾和人/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです