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マクロダイセクション

まくろだいせくしょん

病理組織ブロックを薄切した切片から,目分量で目的の部位や病変を定め,ゲノム解析目的に組織を削り取る方法.多くの場合,hematoxylin & eosin染色標本との対比によって,削り取る範囲を決定する.顕微鏡下において細胞単位で組織分取を行うマイクロダイセクションに比べて粗い方法となる.しかし,ゲノム解析対象の細胞が高密度に分布している場合には,マクロダイセクションで質,量ともに十分な検体が得られる.(実験医学増刊362より)

がん不均一性を理解し、治療抵抗性に挑む

がんはなぜ進化するのか?再発するのか?

谷内田真一/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです