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リタデーション

りたでーしょん

単色光が複屈折性の試料を透過するとき,生じるo波とe波の位相差(Δ)は" Δ=2πd(ne−no)/λ" (ただしd:試料の厚さ,ne:e波に対する屈折率,no:o 波に対する屈折率,λ:光の波長)"となる.上式の“d(ne−no)”はサンプル自体の性質で決まる物理量で,リタデーション(birefringence retardationまたはretardance)とよばれる.(実験医学増刊3620より)

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原田慶恵,永井健治/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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