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リバーストランスフェクション法

りばーすとらんすふぇくしょんほう

固相系トランスフェクションと同義.基板に固着したDNAを細胞にトランスフェクションする方法で,ホワイトヘッド研究所のSabatiniが定義したもの.細胞への遺伝子導入(トランスフェクション)において,非ウイルス性キャリアと遺伝子とのコンプレックスを培養液中に加える従来法とは異なり,コンプレックスを培養基材表面にコーティングすることにより,細胞の接着面から細胞へ遺伝子を曝露することによってトランスフェクションする方法.従来法とは異なり,血清存在下でも遺伝子導入効率が高く,細胞毒性の低いトランスフェクション法である.(バイオテクノロジージャーナル65より)

研究・診断・治療・ヘルスケアに展開するDDS

遺伝子導入・薬剤キャリアの基盤技術

田畑泰彦/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです