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全反射蛍光顕微鏡

ぜんはんしゃけいこうけんびきょう

エバネッセント場蛍光顕微鏡とも言う.カバーガラスに入射する励起光の入射角を大きくし,全反射を起こさせると,全反射面の裏側にはエバネッセント光が約数百nm染み出す.このエバネッセント場に試料を置くことで,顕微鏡観察における背景光を劇的に減らすことができる.この方法で蛍光一分子の動きを観察することができるようになった.(実験医学増刊2617より)

生命現象の動的理解を目指すライブイメージング

癌,シグナル伝達,細胞運動,発生・分化などのメカニズム解明と最新技術の開発, 創薬・治療・診断への応用

宮脇敦史/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです