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共進化仮説

きょうしんかかせつ

J. Tze-Fei Wongによって提唱された遺伝暗号の進化を説明する説.タンパク質を構成するアミノ酸は最初から20種類だったのではなく,はじめは,Glu,Asp,Val,Ser,Leu,Ala,Glyなどの少数のアミノ酸によって原始の遺伝暗号系が構築され,その後に,新しいアミノ酸の生合成系が細胞内に確立してゆくのにつれて,新しいアミノ酸の遺伝暗号が共進化して生まれてきたとする説.(実験医学増刊317より)

生命分子を統合するRNAーその秘められた役割と制御機構

分子進化・サイレンシング・non-coding RNA からRNA 修飾・編集・RNA―タンパク質間相互作用まで

塩見春彦,稲田利文,泊 幸秀,廣瀬哲郎/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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