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有限要素メッシュモデル

ゆうげんようそめっしゅもでる

複雑な形状をもつ対象の解析を目的とした,有限要素法による解析のための形状モデルのこと.有限要素法は,対象物をある一定の大きさの格子で区切り,その格子を単位として計算する.対象物の表面のみならず内部までを区切った格子が必要であり,実測データからメッシュモデルを構築するために,従来は大変な作業が必要であった.VCADシステムのソフトウェア群により,半自動的に顕微鏡画像から有限要素メッシュモデルを作成することが可能となった.有限要素メッシュモデルにより,構造解析や熱流体解析などの各種シミュレーションプログラムを用いた解析が可能となる.(実験医学2010年1月号より)

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瀬藤光利/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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