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磁性鉄ナノ粒子

じせいてつなのりゅうし

デキストラン・コーティングを施した鉄微粒子はマクロファージに取り込まれ,磁場を変化させることで,MRI画像においてマクロファージの集積を描出することから,炎症性疾患の診断への有用性が示唆されている.また,磁性鉄ナノ粒子は,ターゲットに対する抗体や蛍光色素などを結合することができ,MRI以外にも,種々のイメージング技術を用いて検出が可能となる.(実験医学増刊2910より)

慢性炎症ー多様な疾患の基盤病態

生活習慣病,がん,免疫・神経疾患に至る分子メカニズムと診断・治療への応用

小川佳宏,真鍋一郎,大島正伸,竹田 潔/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです