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罹患同胞対法

りかんどうほうたいほう

メンデル型の遺伝形式を取らない表現型について(例えば関節リウマチ,糖尿病),同じ両親の同胞に同じ表現型がみられる場合(罹患同胞対),その表現型に関係する座位の遺伝型は類似しているという仮説にもとづいた遺伝統計学的検定を行う方法である.その表現型に関係しない座位では両親からランダムにアレルが継承されると考えられる.ただし,表現型に関連する座位の近傍の座位では連鎖の法則により同胞対間で遺伝型が類似すると考えられる.(実験医学増刊417より)

ポストGWAS時代の遺伝統計学

オミクス解析と機械学習でヒト疾患を俯瞰する

岡田随象/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです