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膜容量測定

まくようりょうそくてい

1980年代以降頻用された開口放出の測定系.1つの分泌顆粒が放出されると,細胞膜面積が顆粒1つ分増大するため,面積に比例する膜容量を電気生理学的に測定する手法が用いられた.長所は時間解像度がよく,細胞全体の反応を追える点にあり,短所は,エンドサイトーシスの混在と異種分泌顆粒の反応を区別できない点にある.(実験医学2010年6月号より)

膵β細胞

インスリン分泌の新機構と実現化する細胞再生

清野 進/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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