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クロマトイドボディ

くろまといどぼでぃ

生殖細胞の細胞質に特異的にみられる,顆粒状の構造体を総称してヌアージュとよんでいる.マウスの精子形成過程においては,パキテン後期から円形精子細胞において,1つの細胞に比較的大きな顆粒が核周辺に102個存在するようになる.この時期のヌアージュを特にクロマトイドボディとよぶ.RNAの転写後調節の場と考えられているが,正確な機能は不明である.(実験医学2009年2月号より)

生殖細胞サイクル

転写,small RNAによる制御機構と生殖幹細胞の維持

松居靖久/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです