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コアセルベート滴

こあせるべーとてき

Bungenberg de Jongは,ゼラチンとアラビアゴムを水中で混合し弱酸性に調整すると粒子径数μmの微粒子が生成することを1932年に報告した.これをコアセルベート滴とよんでいる.Oparinはその著書『生命の起源』(1936)で,コアセルベート滴やプロテノイドミクロスフィアなどの微粒子が生命起源に深くかかわっている可能性を論じている.(実験医学増刊297より)

細胞を創る・生命システムを創る

合成生物学が挑む生命機能の再構築と計算機シミュレーション,医療・社会との関わり

竹内昌治,上田泰己/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです