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ソーキング法

そーきんぐほう

タンパク質に薬剤が結合した構造をX線解析するための結晶作製法の一つ.タンパク質の単結晶を作製してから,薬剤溶液に結晶を浸して,個々のタンパク質の結合ポケットに薬剤分子をdockingさせる.この他に,溶液中でタンパク質に薬剤を結合させた後,薬剤・タンパク質複合体の結晶化を行う共結晶化法がある.共結晶化法の弱点は,タンパク質単独での結晶化条件はそのままでは良好な結晶を作製しないことが多いことである.(実験医学2018年5月号より)

クライオ電子顕微鏡で見えた生命のかたちとしくみ

佐藤主税/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです