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ヌルクライン

ぬるくらいん

ある微分方程式の微分が0,つまり定常状態であるときを仮定して解いたときの集合.例えば,2変数の連立微分方程式では,それぞれの式を定常状態として得られた直線2つがヌルクラインである.その交点はどちらも不動なので安定点となる.(実験医学増刊355より)

生命科学で使える はじめての数理モデルとシミュレーション

鈴木 貴,久保田浩行/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです