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ピエゾアクチュエータ

ぴえぞあくちゅえーた

ピエゾアクチュエータは,負荷された電圧に比例して,伸び縮みするピエゾ素子を利用した駆動装置である.任意の電圧を入力することによって,高時間分解かつ高空間分解(nmオーダーの精度)での動作制御が可能である.通常は顕微鏡ステージや対物レンズなどのハードウェアの微細な位置決め装置として利用されているが,本稿で紹介したように,細胞などのソフトマターの微小変形や動作制御にも活用できる.(実験医学増刊312より)

ヒトと医学のステージへ拡大する細胞周期2013

がん治療と生命現象の解明をめざして

中山敬一/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです