ホルボールエステル
ほるぼーるえすてる
がん研究においてホルボールエステルという場合は,12-O-テトラデカノイルホルボール 13-アセタート(TPA)を指す.TPAはホルボール-12-ミリスタート-13-アセタート(PMA)ともよばれる.ホルボールエステルはプロテインキナーゼCあるいは,Ras活性化因子RasGRP/CalDAGを細胞膜へ移行させることでRas/ERK経路をはじめとする細胞増殖情報伝達系を活性化する.(実験医学2016年9月号より)
発がん 遺伝子変異+αの真実に迫る
タール癌から1世紀を超え、いま紐解かれる複雑性
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