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レパトア

れぱとあ

リンパ球は,一つひとつの細胞で抗原受容体遺伝子座の遺伝子再構成が起こることによって膨大な多様性を獲得するきわめてヘテロな細胞集団である.B細胞では抗原刺激などをきっかけとしてさらにsomatic hypermutationやクラススイッチが起こることで,1013ともいわれるダイバーシティを獲得する.ある個人やある組織(腫瘍部や正常部といった試料)における抗原受容体構成の全体像のことをレパトアという.(実験医学増刊3615より)

動き始めた がんゲノム医療

深化と普及のための基礎研究課題

中釜 斉/監,油谷浩幸,石川俊平,竹内賢吾,間野博行/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです