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主治医選択群

しゅじいせんたくぐん

臨床試験,特に,ランダム化比較試験の対照群の1つの形式.通常は,対照群も試験群も特定の治療法を設定するが,主治医選択群の場合は,あらかじめ設定された複数の治療法のなかから,ランダム化割り付け後,主治医が選択することを許容されている.患者対象に対する標準的治療法が複数想定され,臨床効果も同等とみなされる場合,それを対照群として設定する場合にしばしば用いられる.(実験医学増刊3212より)

個別化医療を拓くがんゲノム研究

解き明かされるがんの本質と分子診断・治療応用への展開

柴田龍弘/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです