マウスの発生異常の原因遺伝子として三菱化学生命科学研究所の竹内 隆博士らによって同定されたJumonjiとよばれるタンパク質に見つかったドメイン.その後,多くのタンパク質で類似の構造が見つかり,それらの大部分がヒストンの脱メチル化酵素活性をもつことがわかってきた.オリジナルのJumonjiは,将来の脳組織に「十文字」様の構造がみられることから名付けられた.(実験医学2009年12月号より)
ゲノム機能の進化
トランスポゾン・生存環境によるゲノム構造変化から,発生分化を司るエピゲノム機構まで
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