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巣状分節性糸球体硬化症

そうじょうぶんせつせいしきゅうたいこうかしょう

腎生検標本における糸球体障害の形態学的組織学的パターンを示す用語である.すなわち,光学顕微鏡観察下で50%未満の糸球体(巣状)において硬化所見を認め,単一糸球体内の50%未満の領域(分節状)で硬化所見を認める.FSGSの病因は,①特発性,②二次性(薬剤,感染症,肥満症,逆流性腎症など)③手術による腎容量の減少(片腎摘出,腎部分切除など)に分類される.(実験医学増刊342より)

「解明」から「制御」へ 肥満症のメディカルサイエンス

梶村真吾,箕越靖彦/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

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