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異常分散効果

いじょうぶんさんこうか

各原子は異なるX線吸収波長をもっており,結晶中の重原子に吸収波長近傍の固有X線を照射すると,X線回折に異常分散という特殊な現象が生じる.この性質を利用してタンパク質に結合している重原子(金属イオン)の同定が可能になる.(実験医学増刊4012より)

セントラルドグマの新常識

転写・翻訳の驚きの新機構と再定義されるDNA・RNA・タンパク質の世界

田口英樹,小林武彦,稲田利文/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです