直接感作
ちょくせつかんさ
DCは臓器移植におけるアロ免疫応答を誘導するカギとなる細胞であり,拒絶反応に必須の細胞と考えられている.移植片のドナーDCは主要組織適合(MHC)抗原を強く発現し,それはホストのT細胞によりアロ抗原として認識される.この抗原提示経路を直接感作(direct sensitization)と呼ぶ.(実験医学増刊2620より)
樹状細胞による免疫制御と臨床応用
T細胞制御機構の理解から,樹状細胞療法の開発,自己免疫疾患・感染症の病態解明とその治療まで
解説は発行当時の掲載内容に基づくものです
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