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遅筋と速筋

ちきんとそっきん

筋線維はその収縮速度やミオシン重鎖のアイソフォームなどによって複数の種類に分類される.ミオシンATPase活性(収縮速度を反映)によってゆっくり収縮をする遅筋(タイプⅠ)と速く収縮する速筋(タイプⅡ)に大別され,ミオシン重鎖アイソフォームによってタイプⅠ,Ⅱa,Ⅱd/x,Ⅱbの4つに細分される.ヒトではタイプⅡbタンパク質は発現しない.(実験医学2020年10月号より)

骨格筋の維持機構を暴き、サルコペニアに挑む!

上住聡芳/企画

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです