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選択的3′末端プロセシング

せんたくてき3まったんぷろせしんぐ

1つの転写単位から異なる3′末端をもつ複数の転写物を産生するためのRNAプロセシング様式.この機構によって長さの異なる3′非翻訳領域をもつmRNAアイソフォームが産生され,翻訳やRNAの安定性と細胞内局在制御のための多様性獲得に寄与している.3′末端選択は,外部刺激や発生過程,細胞内環境により変化することも知られている.(実験医学増刊317より)

生命分子を統合するRNAーその秘められた役割と制御機構

分子進化・サイレンシング・non-coding RNA からRNA 修飾・編集・RNA―タンパク質間相互作用まで

塩見春彦,稲田利文,泊 幸秀,廣瀬哲郎/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです