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逆作動薬

ぎゃくさどうやく

受容体と結合し恒常的に活性を減弱させる物質.一般的なアゴニストは活性型受容体と結合することにより不活性型と活性型の平衡を活性型優位の方向にずらし,よりシグナルを増幅する.アンタゴニストは,アゴニストとの結合を妨げ,アゴニストによる受容体の活性化を妨げる.一方,インバースアゴニストは不活性型受容体への親和性が高く,平衡を不活性型受容体優位の方向へずらし,受容体シグナルを抑制する.(実験医学増刊3610より)

脂質クオリティ

生命機能と健康を支える脂質の多様性

有田 誠/編

解説は発行当時の掲載内容に基づくものです

本コンテンツは,2018年まで更新されていた同名コンテンツを元に,新規追加・再編集したものです