1000 Genomesの目標は次世代シークエンサーを用いて，ヒトゲノムの遺伝的多様性（遺伝子領域内では0.5%頻度のゲノム配列変化）を捉えることとしてスタートされた．現在はパイロットフェイズを終了し，対象を2,500人まで拡張している．得られた結果は迅速に 1000 Genomesサイトを通じて公開されており，2011年7月末時点で1,179人分のエキソームデータが存在する．（実験医学増刊2915より）

使えるデータベース・ウェブツール

日本発のデータベース戦略から，ゲノム・疾患情報の有効活用まで

有田正規／編